セミナーや授業のできる講師を派遣いたします
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研修

ESDリソースセンターWEBが新しくなりました!

豊中市内で活動する団体を紹介している「ESDリソースセンターWEBとよなか
市内のESDに関する活動が、一目でわかる!と好評をいただいていますが、この度スマホでも見やすいページにリニューアルしました!
→http://esdtoyonaka.net/

市民・学校・事業者のとりくみを紹介しています。ぜひ、ご活用くださいね。

とよなか地域創生塾第5回を担当しました。

5月の開講から、スタッフとして継続的に関わっている「とよなか地域創生塾」
7月8日は、第5回目。地域課題を知る&傾聴プログラムの講師をTENの理事が
担当しました。

毎回、バラエティに富んだプログラムを開催する中で、受講生同士の
コミュニケーションの時間が持てていない、前回のふりかえりがしっかり
できていない、などの課題が出されていました。
それらも一気に解決しましょうということで、前半は、傾聴のエッセンスも
加えつつ、受講生同士とことん話して聴き合うコミュニケーションのワークを行いました。

傾聴のスキルが実践できたかどうかはさておき(笑)、笑顔と笑いが絶えない、
あったかい空間になりました。

後半は、理事の森由香さんによる「ご近所さんゲーム」
グループに分かれて、カードの人物になりきってみるゲームです。
その人がどんな生活をしているか?人権が守られているか?を想像しながら、
基本的人権ビンゴカードの問いに答えます。

受講生さん達の想像力?妄想力?が素晴らしく、より多様な人物像が
出来上がり、ビンゴの回答も大いに盛り上がりました。


時間の関係で、最後の共有ができませんでしたが、アンケートでは、
「住んでいる人の暮らしに思いを寄せることで、地域課題の発見につながるのではないか」
「相手の立場になってみることで、価値観の違いを受け入れることは可能」
など多くの気づきを持って帰ってくださったようです。


これから、自分たちが実現したい課題解決に挑んでいく受講生さん達。
企画を立てる中で、この日の経験が役に立ってくれることを願います。

みなさん、お疲れ様でした。
(上村)

教職員研修で講演しました。

去る7月4日と6日の二日間、豊中市教職員向け研修にて「学校、地域、家庭の連携」
というタイトルで講演させていただきました。
このテーマでお話しさせていただくのは、今年で4年目。
毎年、教師になって10年目の先生方が受ける研修の一コマを頂戴して、
お話しさせていただいています。


受講される先生方は、両日で100名近く。年齢もさまざまです。
今年も教育委員会の職員さんによる「教育行政」のお話しに引き続いての45分。
その短い間に、伝えたい内容を詰め込みながら、ワークも入れます。

今年は、若者のサポート事業で感じた思いも踏まえつつ、実際の出前授業で
私たちが遭遇した「対立」の場面をケース事例に、どんな対応ができるか
どんな気づきがあるのか予想して、話し合ってもらいました。

さすがは、先生達。子ども達の気持ちに寄り添いつつも、全体のバランスをとる
視点を忘れません。

ここで考えてもらったのが、ESDで大切にしている「批判的な」考え方です。
「対立」が悪いことと考えがちな若者たちを見ていて、子どものうちに
どれだけ多様な人と出会えるか、価値観をゆさぶられるような異文化に
触れることができるか・・その経験のあるなしが、後々の生き方に
大きく影響してくるのではないかと感じます。
そのために、多様な主体との連携が必要なのではないでしょうか。
もちろん、セーフティーネットとしての連携があることが大前提ですけどね。

短時間のワークでしたが、グループの中でも、多様な意見が飛び交い
先生方自身の価値観も大きく揺れたひとときだったのではないでしょうか。
ここで得た気づきを、是非実際の現場でも応用して行って欲しいです。

そんなわけで・・・今年は、先生方の熱い思いをひしひしと感じる
ことができた研修でした。
(上村)

「アナログゲームで語ろうSDGs(持続可能な開発目標)」を行いました!

6月26日京のアジェンダ21フォーラムさんの2017年度の総会交流会に呼んで頂き、
「アナログゲームで語ろうSDGs(持続可能な開発目標)」を行いました。

このゲームは、多様な人が様々なテーマに沿って語り合うことができるもの。
まずは、お互いの趣味や関心について想像し語り合うゲームを体験した後に、
SDGsをテーマに語り合いました。

SDGsとは、17の目標と169のターゲットからなる持続可能な開発目標のことです。


カラフルなアイコンで表現された17の目標について、日常的に感じている課題や
気になる話題について、お互いに語り合い聴き合うことが出来ました。

参加者の話に耳を傾けてみると・・・それぞれの目標はつながりがある。
また、目標を達成するためには、単独の組織だけでは難しい・・そんな声が多々聞かれました。
このゲームは、さまざまな分野や立場のステークホルダーと協働する場合にも役立ちそうです。

京のアジェンダ21フォーラムさん、貴重な機会をありがとうございました。

とよなかESDネットワークでは、今回のようなアナログゲームを使った
楽しい研修も行っています。関心のある方は、是非お問い合わせ下さい。

とよなか地域創生塾が開校しました!

5月13日(土)とよなか地域創生塾が開校しました。
とよなかESDネットワーク(TEN)は、昨年度のプレ事業から関わっており、
1月には「豊中が100人の村だったら・・」ワークショップを担当。
記念すべき第1回目も、前半のアイスブレイクとグループ進行役、見守り保育のお手伝いさせていただきました。

初回ということで、緊張した雰囲気の中、まずは市長からの激励の言葉をいただきます。

スタッフ紹介の後、アイスブレイクへ!!身体を動かすことで、参加者の緊張感も少しほぐれた・・(はず!?)
その後、グループごとに分かれて、創生塾で大切にしたいルールを出し合いました。

子どもにもどる。
ふざける。
イマジネーションを活発に!
などなど・・予想外のおもしろい意見も出て、会場が盛り上がりました。

休憩を挟んで、後半は森本誠一さん(大阪大学)によるコンセンサスゲームとNASAゲーム。

グループのメンバーで合意形成をはかることを体験。
TENメンバーも参加者のみなさんと一緒にゲームを楽しみました。
最後のふりかえりでは、ゲームの意図や目的が解説され、参加者からの質問も複数飛び交いました。
参加者1人1人の熱意と思いに感動したひとときでした!
これから10ヶ月。地域創生塾のみなさんと共に学んでいきたいと思います。

「地域の若者を支える支援のあり方を考えよう」 ~鍵となる関わり合い方と視点を学ぶ座談会~

去る2月23日、豊中市立青年の家「いぶき」にある「若者サポートステーション」にて
「地域の若者を支える支援のあり方を考えよう」
~鍵となる関わり合い方と視点を学ぶ座談会~を開催しました。

講師は、若者サポートセンターを委託運営している「一般社団法人キャリアブリッジ」代表の廣水氏。
この日は、キャリアブリッジのスタッフのみなさんにもご参加いただき、30名近くの参加者でワークショップを行いました。

まずはじめに、講師の廣水氏よりキャリアブリッジのミッションを伝えていただきました。http://career-bridge.info/

特に社会でひずみを受けやすい「若者と女性」が、ゆたかで自由な生き方、働き方ができるように、という思いを持って「若者の自立支援」を中心とした事業を展開しているそうです。
他にも定時制高校での居場所づくりや中退予防などのサポート、生活困窮者自立支援のための機能についても紹介していただきました。

その後、まずはグループごとに自己紹介タイム。話すことで、場の雰囲気が一気にあたたかくなりました。
お互いがわかった後は、いよいよテーマについてはなしあっていきます。
最初のテーマは「違和感のある支援」について。廣水さん自身の東北の震災での経験を紹介して頂いた後に、参加者同士で気になることを付箋に書き、紹介し合いました。

その後、「支援するときに大切にしていること」や「望ましい支援に向けて」の意見交換も行いました。

最後はグループごとに話し合ったことを共有しました。
・大切なのは「仲間」とのつながり
・支援する、されるではない同等で信頼できる関係性
・互いに孤立せずに話し合える空間づくり
・支援する側の自己満足に陥らず、自分自身も「人」であることを知る
・自分の弱点を知って、周りに助けてもらうことも必要
・寄り添うことは大切。
・応援したいのは、相談した人の成果であって、された人の成果ではない。
・困っている相手が自己決定できるような働きかけが大切。
・支援者が疲弊しないような工夫も必要。
・相手との信頼関係を築くために「傾聴」が大切。
・相談者の世界観を知る。
・手を貸しすぎない。その人が持っている力を信じて「待つ」

各グループから、貴重な意見がたくさん出されました。
最後に、廣水さんからご自身に関するエピソードが語られました。
その中で、「違和感のある支援」から「望ましい支援」を実現するためには、人との関わりの中で何度も問い続け、探り続けるものではないかという思いが伝えられ、ワークショップの終了となりました。

本当に、盛りだくさんの2時間でした。
市民、行政、NPO、事業者など、さまざまな立場で支援に関わる人達が日頃感じている思いを出し合うことで、互いに学び合うことが出来たひとときでした。

参加してくださったみなさん、キャリアブリッジのみなさん
ありがとうございました。

学び合いフォーラムフェーズ4・開発教育フォーラムに参加しました

2月18日・19日東京幡ヶ谷にあるJICA東京にて開催された「学び合いフォーラム」に上村・井上の2名で参加してきました。
学び合いフォーラムは、開発教育協会DEARの主催で春から継続している取り組み。
FKG米沢、八王子市民のがっこう「まなび・つなぐひろば」、大牟田市社会福祉協議会と豊中から我々TENが参加し、DEARのサポート受けながら、互いに学び合うことを継続してきました。
18日は、それぞれの1年をふりかえり、その経過や変化を模造紙にまとめる作業を行いました。

その後、お互いに発表し、感想やアドバイスを共有しました。

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春に始めた時は、どんな方向に向かっていくのか?よくわからないままのスタートでしたが、1年間継続してみて、お互いにさまざまな変化や発展があったことを確認できました。
夕食後は、その変化をまとめて翌日の教育開発フォーラムに備えました。

翌日19日は、午前中に開発教育のワークショップに参加。

昼からの開発教育フォーラムのパネルトーク「地域の学びですすめるSDGs」にて、4団体から学びの変化を報告しました。

パネルトーク終了後は、グループディスカッション。会場の皆さんと一緒に、「持続可能な地域づくり」について語り合いました。
開発教育フォーラム終了後に、学び合いフォーラムメンバーでふりかえり。お疲れ様!で解散となりました。

1年間お付き合いくださった開発教育協会のみなさん、米沢、大牟田、八王子のみなさん、ありがとうございました!

ボランティア・パーソナリティー養成講座第1回を開催しました。

子ども支援に何らかのかたちで関わりたいと思う人に対して、実際に活動している団体からの報告を聞くことにより、具体的な現状と課題について知る機会として講演とパネルディスカッションを開催しました。

ボランティア・パーソナリティー養成講座 第1回

実施日時:平成29年2月9日 19:00~21:00
場所  :生活情報センターくらしかん 3階 (豊中市北桜塚2丁目2番1号)

Ⅰ.基調講演       (19:00~20:15)
「すべての少女に衣食住と関係性を。困っている少女から搾取しない社会へ」
一般社団法人Colabo 仁藤夢乃さん

一般社団法人Colaboでは、「すべての少女が「衣食住」と「関係性」を持ち、困難を抱える少女が違法労働や犯罪、性搾取に行き着かなくてよい社会を目指して活動しています。」(colabo HP https://www.colabo-official.net)ということで、夜間巡回や対面・ネット等での相談、衣食住の提供などの基礎的支援のほか、虐待や性被害からの一時シェルターの運営などを行っています。

代表である仁藤夢乃さんから、ご自身が高校時代に家庭の事情から安心して過ごせる場所を見失ってしまった経験、社会復帰したきっかけ、またそのような経験から同じような境遇の中高生に対する活動を始めるようになった経緯についてお話いただきました。
単に「安心して過ごせる場所」があればいいというのではなく、対等な関係性や信頼関係が無い状態で育っている子どもに対して、人間関係についても「ホーム」になる関係性を作ることが大切であり、そういった関係性が社会や世の中に増えていくことが、絶望の中で生きている中高生の自立に繋がるということです。
また、性に関しても中高生は知識が非常に乏しく、性暴力、妊娠、病気等、様々な危機にさらされている。女性だけでなく、男性も同様であり、また犯罪に取り込まれた結果、被害者あるいは加害者になることもある。これは居場所が無い子供に対して、上からの支援ではなく、スカウトとして衣食住や役割などの物理的に必要なものが与えられてしまうからではないか。仁藤さんは、支援の側は待ちの姿勢でいると、本当に支援が必要なところには手が届かないので、スカウトと同じ数の大人が、子供に声をかけて関わって繋がりをつくれるようになることを提案されていました。

Ⅱ.パネルディスカッション(20:20~20:55)
「10代のこどもたちに私たちができること」

●パネリスト
山野上隆史さん(公益財団法人とよなか国際交流協会 理事・事務局長)
白砂明子さん (一般社団法人キャリアブリッジ 理事・総括責任者)
小池繁子さん (しょうないガダバ実行委員)

●コーディネーター 森由香(特定非営利活動法人とよなかESDネットワーク理事)

まずはじめに、パネリスト3名より十代をメインとした支援やサポートについてお話しいただきました。
国際交流協会の山野上さんからは、外国にルーツをもつこどもたちの現状と多文化共生社会に向けての課題が、キャリアブリッジの白砂さんからは、「とよなか若者サポートステーション」の事業から、定時制高校との連携事業について紹介されました。最後に、しょうないガダバの小池さんから、「まちの居場所」の必要性が語られました。
だれもができる支援とは?という問いに対しては、必要な人とつながるためのお手伝い、自分自身が助けてと言う姿を見せること、「おばちゃん力」がキーポイントなどといったアイデアが出されました。
前半に講演をしてくださった仁藤さんからは、colaboでも「おばちゃん力」に助けられていることの実例が紹介され、会場がほっと和みました。
最後に、連携の方向性を尋ねたところ、「ちゃぶだい」を囲んで井戸端会議をしよう!とか、多様な分野の人達と出会うことの大切さ、おばちゃん力だけでなく「おっちゃん力」も必要との意見が出され、地域全体で支えていくことを確認しました。
アンケートには、「自分が出来ること」を主体的に書き込んでくださった方がたくさんおられました。
講座の時間は短かったものの、一人一人の力で地域が変わって行く可能性を感じた瞬間でした。

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「豊中がもし100人の村だったら」WSを開催しました

1月28日 (仮称)とよなか大学院開設プレ事業(ワークショップ編)の講師として
「豊中がもし100人の村だったら」というテーマでワークショップを行いました。

学生さんからシニアまで、幅広い年齢層のみなさんが、定員いっぱいになるほど参加してくださいました。
まずは、アイスブレイク代わりに「世界がもし100人の村だったら」を体験。

身体を動かすと、表情もホッと和みます。
そして意外に知らなかった世界の現状に、ビックリ。
人口、男女比、年齢別人口などなど・・

その後、「日本がもし100人の村だったら・・」の詩を少し味わった後に、
いよいよ豊中市のデータを発表。

人口、男女比、年齢人口、外国人、失業率、要介護認定数、長期欠席者数、
生活保護世帯数、待機児童数、緑被率、大気汚染など・・

豊中には、どんな課題があるのかな。
私の気になっている数字は、こんなテーマ。
もっと詳しく調べてみたい。
あなたの気になっていることに対して、こんな情報もありますよ。

グループごとに、激しい議論が交わされました。

意見の出た概要を全体で共有して、時間切れ。
続きは、次回の「企画編」へ持ち越しです。

この日は、一つの答えを出すことが目的ではなく、ワークショップを体験して、
豊中の課題について考えてみることでした。
この日のように、さまざまな立場の人が集まり、それぞれの知恵を寄せ合って
課題解決に向けた話し合いをすることが、まさに「ESD(持続可能な開発のための教育)」。
このような「学びの場」が増えて行くことが、地域社会だけでなく、世界規模の問題解決にも
つながっていること(SDGs)を説明して、この回を締めくくりました。

ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

(仮称)とよなか大学院プレ事業ワークショップを担当します!

「(仮称)とよなか大学院」は、地域課題の解決を実践する人材育成を目的とした学びの場です。
2017年5月開講を目指して準備がすすめられています。
開講に先立ち、地域の課題や未来について考えるワークショップを行うことになり、
当団体がプレ事業を担当することになりました。
「どんなことするの?」興味・関心がある方はぜひご参加ください。日 時:1月28日(土)14:00~16:40
場 所:千里保健センター 健康教育室
千里文化センター「コラボ」2階
http://www.city.toyonaka.osaka.jp/shisetsu/sonota/senriboshihoken.html
定 員:30人(先着順)
参加費:無料
講師:特定非営利活動法人とよなかESDネットワーク

◆主催・問合せ
豊中市教育委員会事務局 生涯学習課
TEL:06-6858-2582
◆お申込
有限会社 協働研究所(事業受託者)
TEL:06-6842-9020 FAX:06-6836-9861
※お名前、住所、電話番号、メールアドレスを
電話またはFAXにてお伝えください。

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