セミナーや授業のできる講師を派遣いたします
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研修

【ライフデザイン支援出前講座に呼んでいただきました!】

昨年に引き続き、今年も刀根山高校と豊中高校の「働くことと子育てについて」の授業にゲスト登壇させていただきました。
この授業は、豊中市こども未来部の事業で、若い世代が大人になることや仕事と生活(結婚・妊娠・出産・育児)について考えるきっかけを作る講座です。
TENは2015年から関わらせていただき、毎回大喜利形式でゲストの皆さんに、さまざまな話題を提供してもらっています。
今年も市内で子育てしながら働くママやパパ、総勢9名の方々に入れ替わりで授業に入ってもらい、多様な生き方や働き方、子育てについて語ってもらいました。
アイスブレイクに「高校時代に流行っていたもの」を聞いてみると・・・ポケベル、ルーズソックス、ワールドカップ・・・などなど。
世代間に多少のギャップはあれど、部活や恋バナではどよめきが。
生徒の興味関心は、やはり進学や就職、留学などが大半のようでしたが、パートナーとの出会いや関係性、子育てについての質問もありました。
私たちが高校生に一番伝えたかったのは、挫折を味わった時の立ち直り方。
将来に対して不安がいっぱいの中で、人生は何度もやり直せること。困ったら、誰かに頼ればいいんだということ。そのためのつながりを作っておくといい。たまには休んでもいい。
そんなメッセージをゲストの皆さんが伝えてくれました。
短い時間の中で、熱い思いを伝えてくださったゲストの皆さん、本当にありがとうございました💕
この授業を受けた皆さんが、これからの人生で迷った時、今日の話を思い出してくれたらいいなと思います。

ボランティア講座の1回目を開催しました!

8月20日はボランティア講座の1回目でした。
子どもの居場所運営者としては庄内西ドリームキッズ 山本さん、きていて 岩田さん、おもろ荘 鈴木さんに登壇いただきました。三種三様の色んな居場所があるんだと知っていただき、「熱い想いに触れられた」との感想をいただきました。
後半は既に活動されている先輩ボランティアのぐーてん 荒木さん、未来SS義塾 金高さん、きていて 柳さんからきっかけや、やりがい、これからボランティアする方へメッセージをいただきました。
どちらも話を聞く前と後でイメージ共有や感想の時間を設けましたが、話をきいて「無理なくやれることをやったらいいんだ」「気負わず行動してみようと思えた」と居場所やボランティアに対するイメージの変化を感じた方が多かったようです。ご参加いただいた皆様、登壇いただいた皆様ありがとうございました!
次回は9月10日(日)13時半〜「居場所で子どもと関わる際のヒント〜共に育ち合う環境を作る現場から〜」というタイトルで山科醍醐こどものひろばの村井さんにお話いただきます。参加型のワークも考えてくださたっているのでお楽しみに🎵
参加希望の方はコチラからお申込ください↓

人権講座「子どもの人権「子どもの権利条約」から考えよう」

3月18日、豊中市泉丘公民分館の人権講座に呼んでいただき、「子どもの人権「子どもの権利条約」から考えよう」というタイトルで、お話ししてきました。講師は理事の森さん。
講演では、まず自分自身の権利について考え直すところからスタート。
子どもの権利条約が定められた歴史的な背景や「4つの原則」と基本理念について事例を交えながらお話を聞いていただきました。
最後に日本の子どもの現状における、さまざまな問題点について考えました。
虐待やいじめ、貧困、性被害に関すること。また、過度な教育により休息や余暇が保障されていない状況や大人にとって都合の良い子を「いい子」と見なしているのではないか・・などなど。校区の子どもたちの状況なども意見交換しながら、地域や保護者としてどのような視点で子どもに接していけば良いのかを考えました。もちろん答えは出ませんでしたが、子どもの権利条約の話を聞くことで、「子どもの視点」に立って物事を考えてみることの大切さを改めて実感していただく機会になったのではないかと思います。
ご参加くださった泉丘公民分館関係者の皆さん、泉丘小学校保護者の皆さん、ありがとうございました。
(上村)

ESD連続セミナー 「幸せに生きるためのお金との付き合い方」

【SDGs視点でお金のことを考えます】
今年もESDセミナーのコーディネーターをやらせていただきます。
子育て世代向けに「お金」の講座。
一般にやられている「貯め方」とか「増やし方」ではなくて
お金に惑わされない「生き方」を考える内容です。

ESD連続セミナー
「幸せに生きるためのお金との付き合い方」
〜「お金があれば幸せ」から「お金もあれば幸せ」へ〜

第一回 2022年3月11日(金)10:00-12:00
第二回 2022年3月18日(金)10:00-12:00

対象 未就学〜10代までの子どもを持つ親 15人
(一時保育つき)

チラシはこちら

会場・主催・申し込み
豊中市立eMIRAIE環境交流センター
(豊中市中桜塚1−24−20)
TEL 06-6844-8611

 

7/31 里山デイキャンプが開催されました!

7月31日 里山デイキャンプ レポート

晴天の中、豊中市・吹田市・能勢町の小学生約100名を対象とした「里山デイキャンプ」が2市1町主催で開催され、とよなかESDネットワークからは、竹内・上村が講師として参加しました。

まずは各市町からバスに乗って、能勢町にある「ささゆり学園」へ。

午前中は「生き物探し」「草すべり」「学校博物館の見学」を順番に行いました。

「生き物探し」では、昆虫などの草むらの生き物と水辺の生き物をそれぞれ探したり捕まえたりしました。

網をふれば何かしら捕まるほどの豊かな自然の中で、子どもたちも夢中で生き物を捕まえていました。

“生き物博士”の天満さんにも来ていただき、名前や虫や魚を捕まえるコツなども知ることができました。

「草すべり」では、森(林業)のお話を聞いた後、段ボールやそりに乗って坂をすべりました。地元の建造物が能勢の木材で出来ているということを聞いて、子どもたちも森を身近に感じたようです。草すべりをする時は思いっきり滑る子もいれば、慎重に進む子もいて、思い思いに楽しんでいました。

「学校博物館の見学」では、ささゆり学園の中にある博物館を見学。「子どもたちには本物にふれて欲しい」という想いで作られた博物館には、石や昆虫標本などたくさんの自然物が展示されていました。子どもたちの普段なかなかみることのないものにふれて興味津々でした。

昼食後は、「わっぱる」に移動。「森について考える時間」と「木工の作品作り」をしました。

「森について考える時間」では、〇×クイズをしたり、森に関するお話のペープサートを見た後、グループに分かれて「森を使ってやってみたいこと、木でつくってみたいもの」などを話し合いました。〇×クイズでは、ほぼ全員が正解!午前中の学びがしっかり根付いたようです。「森の木は切って、育てて循環させていくことが大切」ということを学び、じゃあ自分たちが木や森を使うとしたら何を作ろうか?ということを考えました。

・木の樹液でインクを作る

・木のかまくら

・木のダム

・・・など子どもたちならではの面白いアイデアがたくさん出ていました。

「木工の作品作り」では、木の写真立てを作りました。木の土台に枝や木の実など思い思いに飾り付けをして、素敵な作品ができていました。

帰り際には雨が降り出し、少し止むのを待ってバスに乗車する程でしたが、プログラムにはそれほど影響もなく無事に終了しました。

コロナ禍で緊急事態宣言が出ることが発表されたタイミングの中、無事に開催することができて本当によかったです。何より、子どもたちの笑顔や楽しそうな姿をたくさんみることができ、よい1日となりました。

(スタッフ・たけうち)

【子どもの居場所支援ボランティア連続講座第1回を終了しました】

【子どもの居場所支援ボランティア連続講座第1回を終了しました】
昨年に引き続き2回目になる連続講座。
コロナ禍にも関わらず、子どもに関わりたい方々がたくさん集い、熱い議論が繰り広げられました。

1回目は、教育委員会事務局 児童生徒課指導主事の小泉さんから、主に豊中の学校現場の実情をお話いただき、現場の先生方の大変さを知ることができました。併せて、イマドキの子ども達の新たな遊びやつながりづくりについても聞くことができ、参加者は驚きを隠せない状況に😳

その興奮を共有すべく、後半は恒例のグループトークの連続!居場所運営者、保護者、学校関係者、居場所づくりしたい方、地域活動をしている方などなど、多種多様な参加者同士が相互に学び合う機会になりました🌀

子どもにとって、本当に居たい場所って?
引き続き第二回でも、議論を重ねていきます。

ご講演くださった小泉さん、ありがとうございました。

参加してくださった皆さん、お疲れ様でした。

「SDGsでつくる私たちの世界」を担当しました

去る9月12日(土)豊中市eMIRAIE環境交流センターにて、SDGsを学ぶ講座に講師として呼んでいただきました。

当日は、小学生からシニアまで10名が参加。まずは、コロナ禍で感じたことや生活の変化を共有し、社会・経済・環境の問題に紐付けてSDGsを考えてみました。

その後、「豊かな社会」をイメージ。そのために大切にしたいことを考え、自身の思いに近いカードを選んで切り抜きました。

年齢や生活環境が異なると、選ぶカードに大きな違いが・・・大切にすべきことにも、多様性があり、自分とは違う視点で社会を見つめる大切なひとときになったようです。

お母さんについてきた小学生も飛び入り参加!「人と異なることがあっても、認めあう」や「子どもに関わる法律や条例を決める時は、子どもの意見を聞く」などのカードを選んでいて、同席した大人が「なるほど!」と感心していました。

それぞれグループごとのベスト3を選んでもらい全体共有。

大切にしたいことを実行する際に、その裏で生じる影響や効果についても考えながら、SDGsを再確認。

最後に、明日からやってみたいことを発表して終了となりました。

ご参加くださった皆さんお疲れ様でした。貴重な機会を提供くださった環境交流センターの皆さん、ありがとうございました。

子どもの居場所支援ボランティア連続講座を開催します!

子どもの居場所支援ボランティア連続講座

昨年度の調査で、約30人に1人の子どもたちが「居場所がない」と感じていて、その子どもたちの多くは「相談相手がいない」ということが分かりました。子どもたち一人一人が自分を「大切な存在だ」と思えるように、さまざまな居場所の支え手となってくださる皆さんが、学び、つながるための講座を開催します。

●第1回 基調講演「子どもに関わる時に大切にしたい視点」
講師:山本智也さん
吹田市立子育て青少年拠点夢つながり未来館 館長
日時:2019年12月7日(土)午後2時から4時
会場:豊中市すこやかプラザ
(豊中市中部保健センター:豊中市岡上の町2丁目1−15)
定員:30名(先着順)
対象:子どもの居場所に関心のある方

申込方法:下記まで電話・メールもしくは申し込みフォームから

●第2回目:豊中市内で居場所を運営している方の現場の声を聞きます。
日時:令和2年(2020年)1月11日(土)午後2時から4時
会場:豊中市すこやかプラザ
(豊中市中部保健センター:豊中市岡上の町2丁目1−15)
*居場所:子ども食堂や無料低額の学習支援、地域の子どもの過ごし場など、地域で運営されている子どもたちのための場のことです。

★ボランティア体験期間:令和2年(2020年)1月12日〜2月6日
(希望する豊中市内の子どもの居場所で見学・体験します。)

●第3回目:振りかえり&まとめ
日時:令和2年(2020年)2月 8日(土)午後2時から4時
会場:豊中市すこやかプラザ
(豊中市中部保健センター:豊中市岡上の町2丁目1−15)

申込締切:12月6日(金)(保育希望の方は11月28日まで)
*一時保育あり:保育料子ども一人につき一回300円(要申し込み)
主催:豊中市
実施・お問合せ:NPO法人とよなかESDネットワーク
TEL 090-1152-9429 E-mail toyonaka-esd@ten.or.jp

10代の支援を考えるシリーズ:上半期レポート

10代の支援を考えるシリーズ

 

2019年上半期に『10代の支援を考える』という4回シリーズの会を開きました。

様々な形で若者支援に取り組む現場の方々をお招きし、意見交換しました。

 

1回目の5月15日(水)は、豊中市くらし支援課の濱政さんと、一般社団法人 キャリアブリッジの白砂さんにそれぞれの10代の若者支援の取り組みを紹介してもらいました。

高校で不登校になってしまい、学校というセーフティネットから外れると社会から孤立してしまうリスクが高まるので、学校から社会への安定的な移行が必要というお話が印象的でした。

 

2回目の6月19日(水)は、吹田市のフリースクール ここの三科さんをお招きし、現場から見える不登校の実態についてお話頂きました。

最初に子どもYoutuberゆたぼんの動画を見ました。

ゆたぼんが小学校に行かなくなったわけや、子どもだけが乗れるピースボート船旅という夢などを語る内容です。不登校は不幸じゃないと語るゆたぼん。あなたはどう思いますか?

次に吹田のフリースクール、ここさんより理事長の三科元明さんからここに通う子どもたちや、保護者、スタッフの様子を聞きました。単なる学習支援だけでなく、居場所や生活文化体験なども大切にされており、この日もスパワールドに遠足に行ってきてからサロンに来て下さったとのこと!

お話の中で、三科さんが不登校になる子どものタイプについて3タイプに分けて説明されているお話がありました。「苦しいから不登校になっている層(人数が一番多い)」、「オルタナティブスクール(第3の学校と呼ばれる学校)などに通い、選択的に学校に行っていない層」、「ネグレクトなどの理由で、本人は行きたいのに家庭の事情で行けない層」という3タイプですが、なるほどなという分け方でとても参考になりました。

参加者からは、「自分の子どもが不登校になったら、どう声をかけますか」、「自分が不登校になったことがなかったので、話を聞いてみたかった」など、身に寄せた質問があり、参加者自身もフリースクールに見学に行ったことがある人が多く、関心の高さを感じました。

 

3回目の7月17日(水)は、一般社団法人 ドーナツトークの奥田さんをお招きし、“高校生マザーズ”というタイトルで若年層の妊娠について考えました。

若年層が出産を決意したと聞いたときに、「命を生み出すということは尊いことなので、まずは“おめでとう”と言って欲しい。その後どうするか一緒に悩んだらいい」というお話がありました。妊娠した高校生は家庭環境が複雑で、もしかしたら人生で自分でモノゴトを決めた初めての決断が、“出産する”ということなのかもしれません。

また中絶した高校生への心のアフターケアはできていない現状もあるそうです。

“高校生マザーズ”の中には、しんどい状況だけでなく、苦労して育てているけれどハッピーに生活しているケースもたくさんあり、それも知って欲しいというメッセージが印象的でした。

4回目の9月18日(水)は、大阪自殺防止センターの北條さんに“自殺”という重たいテーマでお話していただきました。“自殺”と聞くと「いじめが原因?」と思いがちですが、多い理由の一番は学業不振なのだとか。数々の相談に乗ってこられたご経験から、自殺を図ろうとする人の気持ちのお話、自死家族の苦悩、SNSを使った新しい相談の形、カウンセラーさんの心のケアなど知らない話がたくさんでした。

10代の支援シリーズは下半期も続けて行きます。

年内は、10/16、11/20、12/18で、全て水曜日の19~20:30です!ぜひ顔を出してください。

 

ちゃぶだい集会『ダイバーシティカフェ』レポート

ちゃぶだい集会 4/17(水)19:00~20:30

『ダイバーシティカフェ』

※ちゃぶだい集会とは、ボランティアや個人・団体がゆるやかにつながり、日頃の活動を通して起こるギモンや課題解決に向け語り合う集いです。

 

サロンを委託運営して、一発目のちゃぶだい集会は、大阪大学大学院で多文化共生を学んでいる学生とのコラボ企画です。多様性という意味で使われる、ダイバーシティ。その中でも今回は“外国人”をテーマにしたワークショップを大学院生が考えてくれました。

自己紹介のあと、4人ほどの小グループにわかれ、新聞記事として掲載された「外国人が写っている写真」のみをそれぞれ眺めながら、どのような状況なのか想像して意見交換をしました。その後、新聞記事とセットでもう一度眺めました。記事を読む前と後では、先入観で物事をとらえてしまっていることなどへの気づきが得られました。また、身近に外国人がいても、気づいてないことが多く、まずは多様な視点でさまざまな状況を「知る」ことが大切であるという意見が多く出されました。

ちゃぶだい集会の第1回目にふさわしい、多様性を学ぶ感じる集会となりました。今までサロンを知らなかった層にもサロンに来てもらえるよう、様々な背景を持つ方が来やすいテーマでちゃぶだい集会を進めていけたら、と考えています。(大橋)

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