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京都で合宿を行いました!

大型連休中の5月2日から3日。一泊二日で京都の宇多野ユースホステルにて合宿をしてきました。

参加したのは理事8名と若手スタッフ4名。理事長のスーツケースの中にあるのは・・夜のお楽しみ。

到着してまずは、オリエンテーション。合宿での目標共有とルールづくり。

副理事長の小池さん作のしおりには、謎解きが・・・これがなかなかの難問です。

会議室が開くまで、近隣の探検。新緑が目に鮮やか。

午後のワークの最初は、京都ユースホステル協会の佐藤さんによるレクチャー。

ユースホステルは単なる宿泊施設ではなく、青少年の学びの場として、様々な事業を展開されていることを知りました。インターンシップの受け入れはもちろんのこと、地域への出前授業や連携事業も行っており、我々の推進するESDとも重なる部分が多く、とてもワクワクするお話でした。

午後の後半は、いよいよディスカッション。法人のビジョン、ミッションを確認した上で、現状課題とのすり合わせ、現在行なっている事業の位置付けを行いました。その中で、私たちの考える「学び」とは?「自己肯定感を育む」とはどういうことなのか?それらを踏まえて、どんなことを展開していきたいのか・・・について、とことん話し合いました。

激しい?議論の後は、楽しい夕食&入浴。篠笛コンサートも楽しんだ後は、ディスカッションタイム第二弾。若手スタッフから理事に聞いてみたいこと、理事から若手スタッフに聞いてみたいことトーク。「えー!」とか「うそ〜」とかびっくりする内容が色々飛び交い、濃〜い時間に・・・

最後は、恒例のアナログゲームタイム。理事長のスーツケースに詰まっていたアナログゲームで大盛り上がり。いい大人が騒ぎすぎて、ユースホステルのスタッフさんに叱られました。ごめんなさい。

二日目は、山科醍醐こどものひろばの村井さんにお越しいただき、地域での取り組み事例や、子どもや若者に関わる時に大切にしたいこと、運営についてなどアドバイスいただきました。

昼食を終えた後は、京都市市民活動センターでお話を聞きました。

しみセンの歴史や事業について詳しく説明してくださったのは、スタッフの土坂さん。我々の運営する市民活動情報サロンのことも調べてくださった上で、情報提供のノウハウや相談対応についても丁寧にお話ししてくれました。

丸二日間、豊中を離れて、京都という趣のある場所で様々な学びを得ることができました。みなさん、お疲れ様でした。この経験は、これからの活動にじわーっと活きてくるのではないかと思います。

京都ユースホステル協会の佐藤さん、山科醍醐こどものひろばの村井さん、京都市民活動センターの土坂さんはじめスタッフの皆さん、ご協力ありがとうございました。

 

10代の子どもたちへの支援を考える

豊中市市民活動サポート事業

「10代の子どもたちへの支援を考える」

なぜ10代支援を考える必要があるのか?
10代と聞いてあなたはどんな人を思い浮かべますか?12歳?15歳?
18歳?変化が大きく、不安定な時期。そして人生の基礎を作り、未来の社会の土台となる世代。そんな10代が今、いろいろな問題と向き合っています。その問題を一緒に考え、彼らを一緒に支えませんか?

5/15・6/19・7/17・9/18 (水) いずれも19:00〜20:30
場所:豊中市市民活動情報サロン(豊中駅北改札前)
参加費:無料 申込:不要
定員:10名
主催:とよなかESDネットワーク
お問い合わせ mail:toyonaka-esd☆ten.or.jp
☆を@に変えてください。

 

豊中市市民活動情報サロンを運営します!

2019年4月より、豊中駅前にある「豊中市市民活動情報サロン」を運営します。
市民活動の経験豊富な6名がスタッフとして勤務します。

運営団体の変更に伴い、開館時間が変更になります。
火曜・木曜・土曜 10:00-19:00
水曜・金曜 10:00-21:00
月曜休館

学校帰り、仕事帰りの方でも立ち寄れるように、夜間のオープンを
少し長めにしています。
ぜひ、お立ち寄りくださいね。

市民活動情報サロン:場所 豊中市本町1丁目1-1
(阪急豊中駅北口改札出てすぐ)
電話 06-6152-2212
メール toyonakasalon⭐︎jcom.zaq.ne.jp
⭐︎を@に変えてください。

ESDセミナー「とよなか未来探検隊」の第2回目

3月9日の午前中はとよなか未来探検隊の2回目が蛍池人権まちづくりセンターにて行われました。前回は“食”と“豊中”がテーマでしたが、今回は“世界”がテーマで、ワークショップ『世界がもし100人の村だったら?』を行いました。

最初に今の世界人口を確認して、子どもや大人、シニアはどれくらいいるのか、どんな言葉(あいさつ)をしゃべっているのか、どこにどれくらいの人がいるのかを立ったり、座ったり、動きながらみんなで体験しました。「文字が読めない」ことをテーマにした識字の寸劇を見てもらい、文字が読めないと困ることや、文字がないから発展した絵や踊りなどの表現のことも学びました。またいろんな国に旅に行ったことがある大人スタッフが多かったので、文字が読めなくて困ったことを教えてもらいました。

そのあと、世界の様々な地域に住む家族の写真を見てもらい、どんな暮らしをしているのかを想像してもらいました。実は1週間の食糧とともに写っている写真です。どんな地域に住む人かな?どんなものを食べているのかな?4人家族にしては多くないかな?これを入れる冷蔵庫を持っているのかな?お家に仕切りや家具が全然ないね、等々、いろんな意見が出ました。

小学校低~中学年の子どもたちが多かったので、貧富の差など世界の課題のことを知ってもらうよりは、世界にはいろんな人がいて、いろんな暮らしがあることをまずは知ってもらうことを目的にプログラムを組みました。

午後は、『2030年 とよなかの未来を救え!~3つのミッションをクリアせよ~』を開催しました。今から11年後の未来のまちが、すべての人や生き物にとって安心して暮らすことができる場所であるために、自然、まち、世界をテーマにした遊びのミッションに取り組んでもらいました。

豊中市の地域団体がたくさん出展してくださっており、蛍池のことが分かるカルタ、身近な蝶と植物の展示、エシカル(フェアトレードやエコのことが分かる)な輪投げ、フィリピン・ルーマニアの遊び、地球温暖化防止DVD上映等々バラエティに富んだコーナーがたくさん!

豊中未来応援隊の子どもたちは、先週作った『豊中の生き物ゲーム』のコーナーを担当しました。これはドイツのボードゲーム、『ぶたはとべるの?』という、生き物の特徴をあてるゲームを豊中の生き物バージョンにして遊ぶコーナーです。例えば「蛍」の絵を見てもらい、何を食べているのか?何本足か?ハネはある?空は飛べる?卵から生まれる?しっぽはある??などをお客さんに考えてもらいました。

子どもたちは3チームにわかれ、チーム内でゲームの説明をする人、問題を出す人、答え合わせをする人と役割分担をして、お客さんにゲームを楽しんでもらいました。

子ども約50人と出展者・ボランティアの大人約50人の、約100人の参加があり、どのコーナーからもにぎやかな声が聞こえてきました。カードゲームやクイズなどの遊びをきっかけに、豊中や世界のことを考えてくれたら嬉しいです。(大橋)

 

ESDセミナー「とよなか未来探検隊」の第1回目

3月2日に、とよなか未来探検隊の第1回目を蛍池人権まちづくりセンターにて行いました。これは小学生を対象に、子どもたちに身近なテーマである「食」、「生き物」、「遊び」を切り口に、日常生活と生活の問題、そして自分たちの住むまち「豊中」とのつながりに気づき、考える機会を作ることが目的です。

午前中は「旬」のことを学んだあとに、豊中の食材を使ってお味噌汁と白菜の塩麹づけを作りました。包丁を使うのはまだまだ苦手な子どもたち。一緒に入ってくれた大阪大学環境サークルGECSのお兄さん、お姉さんと一緒に包丁で切ったり、手でちぎったりしながらおいしいお味噌汁を重ね煮という方法で作りました。

午後からは生き物に関するボードゲームを行いました。生き物の特徴を当てるゲームで、お題の生き物が「卵から産まれる?」、「しっぽはある?」、「夜行性かな?」など考えられるゲームです。ひとしきりゲームで遊んだあとは、GECSのお兄さん、お姉さんによる豊中の生き物のクイズです。蛍池の名前の元になった蛍のことや、豊中市のマスコットキャラクターに関することなど、豊中市にゆかりのある生き物の話を聞きました。その後、先ほどやったゲームの豊中市バージョンを作りました。豊中市の生き物を調べている人の絵や図鑑などを参考に、自分の好きな生き物を選び、その特徴も調べました。

第二回は、「世界」について学びます。午後からは「2030年 とよなかの未来を救え!~3つのミッションをクリアせよ~」が開かれます。その1コーナーで生き物ゲームをします!みなさんぜひご参加ください!(大橋)

 

世界がもし16人の村だったら・・・

2月9日に大阪教育大学付属池田小学校にて、ワークショップ『世界がもし16人の村だったら』をしてきました。これはPTA行事の一環で、他にも卓球やフラワーアレンジメント、英語劇など様々選べる中で、TENのワークショップを選んでくれた13人の子どもたちとお母さんたちで世界で起きていることについて考えました。

まずは「今の世界の人口って知っている?」と聞くと「35億!(芸人さんの影響かな?)」「72億人くらい?」と正解にかなり近い答えが出ました。インターネットで現在の人数をリアルタイムで見られるサイトを見ると、実際の数字は約75億人で、この数字は刻々と増えていることが分かりました。

「人口が増えるとどんなことが起こると思う?」と聞いてみると「住むところが狭くなる」、「資源(食べ物、水、エネルギー)が減る」と知っていることを教えてくれました。

ここから『世界が16人の村だったら』の始まりです。人物の情報が書かれたカードを配り、そのカードの役になり切ってもらいました。もし世界が16人の村だったら、男女比(LGBTの話も)や子ども・大人・お年寄りの割合、あいさつはどんなものがあるか、大陸ごとの人口密度はどれくらいなのかを体感してもらいました。

また識字の寸劇をお母さんとスタッフで行い、文字が読めないことで困ることや、文字がないからこそ生まれた文化などを紹介しました。

次は嬉しいおやつタイム。カードに書かれている記号ごとにチームに分かれてもらい、チームごとにお菓子を配りました。でも、あれあれ?人数が少ないのに、お菓子が多いところもあれば、逆に人数が多いのに、お菓子が少ないチームがあります。多くお菓子をもらったチームを見て「ずるーい!」という声も。子どもたちは、お菓子をチーム内でどう分け合うかをケンカなく、話し合いました。お菓子を半分ずつ分けたり、多いチームからゆずってもらったり。

おやつを食べた後、「今、何が起きてどんな気持ちだった?」ということを聞きました。「3人なのに1個しかお菓子がなくてがっかりした」、「5個だったから半分に割ってみんなでわけられたけど、もっと少なかったら戦争が起こっていたかも」、「(2人でいっぱいお菓子を食べられるなんて知らなかったのに)、ずるいと言われて嫌だった」等の意見が出ました。

実はこれと同じことが貧富の差として実際に世界で起こっていて、少ない人数が、多くの富を持っている一方で、お金や資源が少ない貧しい人々が多くいることを一緒に考えました。

最後に、実際に若者がしてきた例として『バレンタイン一揆』というカカオとフェアトレードチョコレートを考えられる映画を紹介したり、“フードピクト”という食事に何がはいっているかを絵で表すことで、宗教や文化により食べられない食材が入ってないかをすぐ判別できる取り組みを紹介したり、『世界がもし100人の村だったら』の詩を朗読したりしました。

子どもたちはたくさんの感想を寄せてくれて、どれも貧困や、環境について今または将来、解決のための取り組みをしたいし、大勢の人を巻き込んでできることをしてみたいといった内容でした。

子どもたちの中にはSDGsや『世界がもし100人の村だったら』の詩も知っている子もいました。TENで出会った子どもたちが、日本や世界の問題を一緒に考えて、行動してくれる仲間になってくれたら嬉しいです。(大橋)

 

 

ライフデザイン講座を高校で開催しました。

2月7日に大阪府立千里青雲高校(豊中市新千里南町)『子どもと発達と保育』の栄養編ということで、『食』をテーマにした出前授業に行ってきました。豊中市のライフデザイン講座の一環です。

生徒達は、これまでに家庭科の授業の中で、栄養のこと、子どもの発達についてなどを学び、実際に赤ちゃんとの触れ合いも体験しています。

今回の授業は子どもの食のことだけでなく、人生という長いスパンの中で、自分自身の食をどんな観点で選んだらいいかや、将来子どもに関わることがあってもなくても、「食」が自分自身の生き方やライフデザインに影響することを感じてもらうことが目的でした。

最初に普段自分がどんな決め手でお昼ご飯を買っているのか聞きました。“見た目”、“量”、“気分”、“カロリー”など自由な意見がでてきます。

意見の1つに“旬”という言葉も出てきてくれたので、野菜や果物、魚などの旬当てゲームをしました。旬の大切さ(おいしい、栄養、安い、体にいい、環境にいい)や6つの栄養分類のこと、5歳児に必要な栄養のことを確認した後、子どもの発達という授業の一環なので、5歳児のお昼ご飯メニューを考えてもらいました。

5グループにそれぞれ考えてもらいましたが、しょうが焼き、ハンバーグ、エビフライがのったカレーなどの主食・主菜・副菜・デザートがそろった、豪華なメニューができあがりました。そのメニューを選んだ理由を聞くと、「好きなメニューにしたら、食べてくれそうだから」、「こぼしにくそう」、「栄養バランスを考えた」とのことで、それぞれ工夫して考えてくれたようです。

メニューの発表の後、育児を経験したスタッフから「みんなが気分でご飯を選ぶように、子どももその時の気分で食べてくれないときもある。1食で完璧な栄養バランスを目指そうと思うと難しいけれど、1日や、1週間で栄養のバランスが取れていたらOKと思うと心が楽になるかも。それにみんなが考えたメニューをいざ作ろうと思ったら、作る方も大変だよ。家族みんなの食事を作りながら、子ども用は薄味で、大人用は濃い味付けに変えるという、とりわけ食という方法もあるよ」と、実際の経験を踏まえた話がありました。

また食を選ぶポイントで“食品添加物”ということも考えてもらうために、添加物の入っている食材と入っていない食材を配り、違いについて考えてもらいました。普段はあまりパッケージの成分表示を見ることがないようで、驚いた様子でした。

最後に“人生と食事”をテーマにスタッフから、高校生の時の体験や、仕事をしていて体調を崩した体験、妊娠や出産をしてから気をつけていることや自分の人生と食事にどのようなつながりがあると感じているか、またフェアトレードの話を通じて、社会と食とのつながりも知ってもらいました。

生徒達のふりかえりでは、「人生と食が関係するなんて考えたこともなかった」、「これからは栄養バランス、旬、添加物も気にしてみたい」、「社会のことまで視点が広がった」と初めて知ることも多かったという意見や、ゲームやお話から楽しく学べたという意見を多くもらいました。

今日のお話を全て普段の食事に取り入れることは難しいけれど、いろんな視点で食事を選ぶことの大切さが少しでも心に残って、これから先の人生を豊かに過ごしてもらえることを願っています。(大橋)

 

ちゃぶだい集会特別編「ネウボラ勉強会」を開催しました!

2019年最初のちゃぶだい集会を開催しました。
今回のタイトルは “ネウボラ”ってなあに?―フィンランドの子育て支援について知ろう―です。大学院でフィンランドのネウボラについて研究されているNさんに講師をお願いしました。
会場のあたらすファミリーには、豊中で子育てに関係するお仕事をされている方々や、助産師、助産師を目指す学生さんなどでいっぱいになりました。

さっそく、ネウボラとはなんぞや?ということなのですが、ネウボラとはフィンランドの制度で、産前・出産直後・子育て期の切れ目ない支援のためのワンストップ型地域拠点のことです。“ネウボ(neuvo)=アドバイス ”“ラ(la)=場所”という意味。
1人の保健師さんが、妊娠~就学前(7歳)にかけての子どもがいる家庭を様々な支援(病院、社会保険・地域事務所)に繋いでくれます。出産・子どもネウボラと病院が併設されていたり、団地の1階にあるのだとか。
日本でいう保健師さんより助産師さんに近い役割なんだそうです。

子どもが健全に育つためには、家族全体を支援することが大切という考えに立ち、母子だけでなく、パートナーと他のきょうだいもネウボラの健診に訪れます。そこで家族の健康状態、カップルの関係、子育て・親になることへの思いや見通し、生活状況(喫煙、アルコール、ドラッグ依存等)、経済状況等を相談します。

ネウボラでは妊娠検査薬が無料でもらえたり、妊娠後に通うと育児パッケージ(肌着、上着、布オムツ、コート、爪きり、避妊具等が箱に入っており、箱はベッドにもなる)がもらえたりと、妊娠したときの不安を軽減するしかけがたくさん。
同じ専門職が長期に渡り担当するので、子育て家族にとっては相談しやすく、支援者にとっては問題の早期発見や対応が可能となります。

会場からは、ネウボラおばさんのなり方、1日でどれくらいの赤ちゃんを見るのか、就学後の支援はあるのか、移民へは制度が届いているのか、などの具体的な質問がノンストップで出ました。就学前の子どもの様子が学校に伝わることが凄いという意見や、健診は法律で決まっているので父親も仕事を休みやすく、また両親共に育休や時短労働がしやすい環境であること、日本はSOSが言いづらい環境であることなど自分の経験を振り返った感想も止まることなく出され、関心の高いテーマだと感じました。

日本では子育ては個人(家庭)でとなりがちですが、フィンランドは未来の投資として子どもを社会で育てるという考えがあり、それを日本でも実践するには、行政・民間の育児サービスだけでなく、労働環境、福祉、人々意識の改革等大きな議論がいると感じました。

丁寧に発表してくださったNさん、ありがとうございます!
これからの研究も応援しています!

市内の保育所で研修を担当しました!

去る10月24日(ずいぶん、前になってしまってすみません)
東丘保育所の職員研修に呼んでいただき、対談とワークショップをさせていただきました。

研修に参加してくださったのは、保育士さんだけでなく、事務や給食、サポートスタッフさんなど総勢30名以上!
熱気あふれる会場にお招きいただきました。

冒頭に大和園長から、日常の保育に関わる心構えを伝授。
その後、いつも子育て広場でお世話になっている地域支援保育士の永峰先生と対談!

先生から地域のお母さんたちが抱える悩みや千里独特の課題(転勤族が多いため、地域から孤立している
保護者が多いなど)をお話ししていただきました。
保育に関わるスタッフの何気ない一言が、お母さんたちの心の支えになっていたり・・・
逆に傷つけてしまうことになってしまっていたり。
地域に関わる中でのお話を聞くことで、園内では見えなかったことが、たくさん見えてきたようです。

後半は、TENオリジナルの「ご近所さんゲーム」保護者編。

グループごとに分かれて、カードに書かれた様々な家族になってもらいました。

今回は、最近保育所にも増えてきたという外国人家族になりきる設定も追加!
日本人なら当たり前・・と思っていることが、外国人家庭には難しかったり・・・
逆に、サポートがあれば実現できることも増える!ということを実感してみたり。

グループごとの発表を聞き合いながら、互いに学び合う時間となりました。

保育所の職員の皆さん、仕事終わりの貴重な時間に研修にご参加くださいまして
ありがとうございました。

パワフルな職員の皆さんに、こちらも元気をいっぱいもらえたひと時でした。

ズバリ聞きます!協働のあれこれ!を開催しました。

去る12月8日に『ズバリ聞きます!協働のあれこれ!』と題した会を開催しました。
これは豊中市の「協働事業市民提案制度」をより知ってもらうために、行政と市民団体の協働経験者が、協働をやってみた気づきを参加者と共有することが目的の会です。

協働事業市民提案制度とは市民公益団体が、地域の課題を解決するために、市と一緒に取り組むことでより効果が高まる事業を市に提案する制度のことで、この会はコミュニティ政策課と当団体の協働事業です。

(…と、なんだか小難しい前置きとなってしまいましたが、簡単に言いますと、豊中市をより良い街にするために、市の職員さんと市民で一緒に考えていこうという制度があるのですけれど、豊中市の職員さんの考え方ややり方と、市民のそれでは違うこともあるので、実際やってみた方に感想を聞いて、これからやってみたい方の参考にしてもらう会です。)

会の始まりは、コミュニティ政策課から協働事業市民提案制度の簡単な説明や、当団体からこの制度をよりよくするための今年度の取り組み紹介があったあと、過去の協働参加者をお迎えしてパネルディスカッションを行いました。

今回はパネラーに市民側として、まちづくりにつなぐ景観調査をされたとよなか・歴史と文化の会の吉岡正起さん、リサイクル本の活用による図書館の活性化に取り組まれた しょうないREKの小池繁子さん、行政側として庄内図書館長 須藤有美さん、教育委員会から野田一広さん(初期にしょうないREKに関わっていた)をお迎えしました。

大喜利形式のパネルディスカッションということで、会場には暖簾や座布団を用意しました。

大喜利で人気のテレビ番組の音楽に合わせてパネラーが登場すると会場はリラックスした雰囲気に。

大喜利のお題は協働をやる中で「期待していたこと」、「びっくりしたこと」、「ここだけのお金の話」、「良かったこと」、「みんなに伝えたいこと」で、各テーマに沿って4人のパネラーにお話ししてもらいました。

「良かったこと」では、行政側としては、「図書館が既存の業務だけでなく地域に開かれた場所になったことで注目されて、働く人のモチベーションが上がったこと」。

市民側としては「10年くらいやってきたので、いろんな豊中市の職員さんと知り合いになり、部署も変わるのでまた違う部署として関わってくれること」という双方にメリットがあったというお話がありました。

また最後に、学識として関わってくださっている、龍谷大学政策学部長の只友先生より「協働とは漢方薬のようなもの」というコメントをいただきました。なるほど。即効性はないけど、じわじわ効いてきます。

そのあとの質疑応答では、会場からの多くの質問が寄せられて、関心が高いのだと感じました。

“協働”と聞くと難しく感じられるかと思いますが、協働が文化として息づくまちをめざして、行政と市民が協働することに対する不安を減らしたり、互いのニーズがマッチするような出会いの場づくりを今後とも作っていきますので、ぜひご参加ください。

以下、参考として

とよなか・歴史と文化の会 (http://4415.info/

  まちづくりにつなぐ景観調査   

能勢街道周辺の歴史的なつらなり 及び景観特性を浮き彫りにする調査を行う。調査の過程及び調査の成果物を活用し、市民の景観に対する意識の醸成につなぐことで、自身も豊中を築く一員であるという当事者意識を伴った「誇り」を感じてもらう。

しょうないREK(https://www.facebook.com/ShounaiREK)

リサイクル本の活用による図書館の活性化と地域における共生を推進するための事業 

 図書館の除籍資料を販売し、公益 活動を通じて市民に還元される協働事業を実施している。売上金をもとに地域課題に対応したイベントや、地域のお祭りなどで出張販売 (古本市)を開催している。 

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