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子どもの居場所支援ボランティア連続講座を開催します!

子どもの居場所支援ボランティア連続講座

昨年度の調査で、約30人に1人の子どもたちが「居場所がない」と感じていて、その子どもたちの多くは「相談相手がいない」ということが分かりました。子どもたち一人一人が自分を「大切な存在だ」と思えるように、さまざまな居場所の支え手となってくださる皆さんが、学び、つながるための講座を開催します。

●第1回 基調講演「子どもに関わる時に大切にしたい視点」
講師:山本智也さん
吹田市立子育て青少年拠点夢つながり未来館 館長
日時:2019年12月7日(土)午後2時から4時
会場:豊中市すこやかプラザ
(豊中市中部保健センター:豊中市岡上の町2丁目1−15)
定員:30名(先着順)
対象:子どもの居場所に関心のある方

申込方法:下記まで電話・メールもしくは申し込みフォームから

●第2回目:豊中市内で居場所を運営している方の現場の声を聞きます。
日時:令和2年(2020年)1月11日(土)午後2時から4時
会場:豊中市すこやかプラザ
(豊中市中部保健センター:豊中市岡上の町2丁目1−15)
*居場所:子ども食堂や無料低額の学習支援、地域の子どもの過ごし場など、地域で運営されている子どもたちのための場のことです。

★ボランティア体験期間:令和2年(2020年)1月12日〜2月6日
(希望する豊中市内の子どもの居場所で見学・体験します。)

●第3回目:振りかえり&まとめ
日時:令和2年(2020年)2月 8日(土)午後2時から4時
会場:豊中市すこやかプラザ
(豊中市中部保健センター:豊中市岡上の町2丁目1−15)

申込締切:12月6日(金)(保育希望の方は11月28日まで)
*一時保育あり:保育料子ども一人につき一回300円(要申し込み)
主催:豊中市
実施・お問合せ:NPO法人とよなかESDネットワーク
TEL 090-1152-9429 E-mail toyonaka-esd@ten.or.jp

大阪教育大学付属池田小学校にてワークショップをしました

世界がもし30人の村だったら・・・

9月7日に大阪教育大学付属池田小学校にて、ワークショップ『世界がもし30人の村だったら』を行いました。これはPTA行事の一環で、他にも約20種類の講座を選べる中でTENのワークショップを選んでくれた1~6年生の子どもたちと保護者の方合わせて約30人で世界で起きていることについて考えました。

まずは「今の世界の人口って知っている?」と聞くと、さっそく「73億」とズバリな数字が出ました。インターネットで現在の推定人数をリアルタイムで見られるサイトを見ると、だいたい約75億人で、この数字は今も増えていることが分かりました。

「人口が増えるとどんなことが起こると思う?」と聞いてみると「居場所が減る」、「ご飯がが減るかも」など思ったことを教えてくれました。

ここから『世界がもし30人の村だったら』の始まりです。人物の情報が書かれたカードを配り、そのカードの役になり切ってもらいました。もし世界が16人の村だったら、男女比(LGBTの話も)や子ども・大人・お年寄りの割合、あいさつはどんなものがあるか、大陸ごとの人口密度はどれくらいなのかを体感してもらいました。

また識字の寸劇をお母さんとスタッフで行い、文字が読めないことで困ることや、文字がない地域ではどのようにしているかを紹介しました。

次は嬉しいおやつタイム。カードに書かれている記号ごとにチームに分かれてもらい、チームごとにお菓子を配りました。でも、人数が少ないのに、お菓子が多いところもあれば、逆に人数が多いのに、お菓子が少ないチームがあります。お菓子が少ないチームは、多くお菓子をもらったチームからもらったり、識字の劇のお菓子が余っていることを発見したりしていました。

 

おやつを食べた後、「今、何が起きてどんな気持ちだった?」ということを聞きました。

少なかったチーム:

「多いところに交渉して、もらってうれしかった」

「私は食べるのをがまんしたら、他の子が割ってわけてくれてうれしかった」

 

多かったチーム:

「2人で食べようと思っていたのに、みんながちょうだいと言ってびっくりした。納得してないけど、ま、いいかと思ってあげた」、「全部あげるのは嫌だから、自分たちの分を半分残して、他をあげた」

実はこれと同じことが貧富の差として実際に世界で起こっていて、少ない人数が、多くの富を持っている一方で、お金や資源が少ない貧しい人々が多くいることを一緒に考えました。

最後に、実際に若者がしてきた例として『バレンタイン一揆』というカカオとフェアトレードチョコレートを考えられる映画を紹介したり、スウェーデンのグレタさんという16才の少女が気候変動のことを国連の会議で各国の代表に向けてスピーチしたことを紹介したり、『世界がもし100人の村だったら』の詩を朗読したりしました。

子どもたちから、世界を良くするためにできることとして、「世界を知りたいので旅に出たい」、「いろんな国の人と友達になりたい」と言った意見や、「子どもでも働いている子やグレタさんのように子どもでも活動している人がいることを知った」といったような新しい気づきがあったことを感想でもらいました。

低学年には少し難しい内容もあったと思いますが、これから先もいろいろ学ぶ中でこのワークを思い出して、社会の課題を一緒に考えて行動してくれたら嬉しいです(大橋)

豊中市における「協働の文化」づくり事業 学びの場づくり オープンデータで広げるとよなか

行政がもつ情報を公共データとしてわかりやすく公表することは、市民活動団体、事業者等と情報共有する上での前提となることです。多様な主体と協働で課題解決への取組みをさらに推進するにあたり、「オープンデータ・オープンガバナンス」をテーマに取り上げ、公共データの公表と活用を先進的に実践している京都市の取組みから学びます。

実施日時

・令和元年(2019年)10月31日(木曜) 午後2時~午後5時
実施場所

・豊中市立文化芸術センター 多目的室(豊中市曽根東町3-7-2)
対象者

・市民、市民活動団体、事業者、学生等(定員30人)
※一般参加者のほか、職員研修として豊中市職員が参加します。
内容

(1)講演 「広がるオープンガバナンス~京都市の先進事例を学ぶ~」
講師 京都市 総合企画局 情報化推進室 統計解析担当 解析推進係長 大坪 一希おおつぼ かずき さん
(2)グループワーク 「オープンデータの活用と地域課題へのアプローチを考える」
コーディネーター NPO法人とよなかESDネットワーク

申込み

定員:先着30人
10月25日(金曜)まで
申込先:電話、メール、ファクスでコミュニティ政策課
一時保育

1人につき300円(1歳から小学3年生まで)
10月18日(金曜)まで申込み

お問合せ
市民協働部 コミュニティ政策課
〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号 豊中市役所第一庁舎5階
電話:06-6858-2041
ファクス:06-6846-6003

詳しくはコチラ

10代の支援を考えるシリーズ:上半期レポート

10代の支援を考えるシリーズ

 

2019年上半期に『10代の支援を考える』という4回シリーズの会を開きました。

様々な形で若者支援に取り組む現場の方々をお招きし、意見交換しました。

 

1回目の5月15日(水)は、豊中市くらし支援課の濱政さんと、一般社団法人 キャリアブリッジの白砂さんにそれぞれの10代の若者支援の取り組みを紹介してもらいました。

高校で不登校になってしまい、学校というセーフティネットから外れると社会から孤立してしまうリスクが高まるので、学校から社会への安定的な移行が必要というお話が印象的でした。

 

2回目の6月19日(水)は、吹田市のフリースクール ここの三科さんをお招きし、現場から見える不登校の実態についてお話頂きました。

最初に子どもYoutuberゆたぼんの動画を見ました。

ゆたぼんが小学校に行かなくなったわけや、子どもだけが乗れるピースボート船旅という夢などを語る内容です。不登校は不幸じゃないと語るゆたぼん。あなたはどう思いますか?

次に吹田のフリースクール、ここさんより理事長の三科元明さんからここに通う子どもたちや、保護者、スタッフの様子を聞きました。単なる学習支援だけでなく、居場所や生活文化体験なども大切にされており、この日もスパワールドに遠足に行ってきてからサロンに来て下さったとのこと!

お話の中で、三科さんが不登校になる子どものタイプについて3タイプに分けて説明されているお話がありました。「苦しいから不登校になっている層(人数が一番多い)」、「オルタナティブスクール(第3の学校と呼ばれる学校)などに通い、選択的に学校に行っていない層」、「ネグレクトなどの理由で、本人は行きたいのに家庭の事情で行けない層」という3タイプですが、なるほどなという分け方でとても参考になりました。

参加者からは、「自分の子どもが不登校になったら、どう声をかけますか」、「自分が不登校になったことがなかったので、話を聞いてみたかった」など、身に寄せた質問があり、参加者自身もフリースクールに見学に行ったことがある人が多く、関心の高さを感じました。

 

3回目の7月17日(水)は、一般社団法人 ドーナツトークの奥田さんをお招きし、“高校生マザーズ”というタイトルで若年層の妊娠について考えました。

若年層が出産を決意したと聞いたときに、「命を生み出すということは尊いことなので、まずは“おめでとう”と言って欲しい。その後どうするか一緒に悩んだらいい」というお話がありました。妊娠した高校生は家庭環境が複雑で、もしかしたら人生で自分でモノゴトを決めた初めての決断が、“出産する”ということなのかもしれません。

また中絶した高校生への心のアフターケアはできていない現状もあるそうです。

“高校生マザーズ”の中には、しんどい状況だけでなく、苦労して育てているけれどハッピーに生活しているケースもたくさんあり、それも知って欲しいというメッセージが印象的でした。

4回目の9月18日(水)は、大阪自殺防止センターの北條さんに“自殺”という重たいテーマでお話していただきました。“自殺”と聞くと「いじめが原因?」と思いがちですが、多い理由の一番は学業不振なのだとか。数々の相談に乗ってこられたご経験から、自殺を図ろうとする人の気持ちのお話、自死家族の苦悩、SNSを使った新しい相談の形、カウンセラーさんの心のケアなど知らない話がたくさんでした。

10代の支援シリーズは下半期も続けて行きます。

年内は、10/16、11/20、12/18で、全て水曜日の19~20:30です!ぜひ顔を出してください。

 

「子どもの居場所調査から考える千里の今」を開催しました。

8月25日豊中市立千里公民館にて、千里市民フォーラムとの共催事業「子どもの居場所調査から考える千里の今」を開催しました。パネラーは、小川浩一さん(新千里東町自治協議会長)、水木千代美さん(さたけん家代表)、馬場正敏さん(にしおかパパねっと顧問)の3名。

このイベントは、昨年度豊中市と協働で行なった「子どもの居場所づくり資源調査・研究」の報告書に基づき、その概要を報告させていただいた後、パネラーの方々からのコメントや会場も交えて「子どもの居場所づくり」について考えるというものでした。

この調査研究にも協力くださった小川さんからは、地域の子どもたちのエピソードも交えながら、子どもを一人の「人」として、真剣に向き合う大人が必要であることを伝えていただきました。

水木さんからは、「そもそも居場所って、どんな場所なのか?」という問いかけに始まり、顔の見える関係性を築くには、最大でも「小学校区」程度のコミュニティの大きさでないと難しいことや、きめ細かい対応をするためには公より民が適しているが、継続するためには行政との繋がりも必要であること、担い手がなかなか世代交代していかないという課題も出されました。また、そこにいる人の醸し出す「空気感」が何より大切だということも伝えていただきました。

馬場さんからは、今後に向けた具体的な提案が挙げられました。

  • 学校の中に居場所を作れないか。
  • 横串を通すようなプラットホームの形成。
  • 個人情報の管理が難しければ、ニックネームで管理するのはどうか。
  • お金ではなく物の支援。住むところや場所など。
  • 地域子ども教室の有効活用。
  • 人的資源の確保を仕組み化する。など。

これらを受けて、後半は会場の意見も交えつつ進められました。

  • 転勤族が多いという土地柄と「おしゃれ」な街で子育てする中で、SOSを口に出せない母親が多くいる。隠れ貧困、教育虐待なども。
  • 子どもよりも親が多くの事情を抱えている。母親の精神疾患。孤立化。
  • 子どもは群れて遊びがちだが、なかなか群れることができる場所がない。
  • 地域の大人が子どもの声を聞く機会がない、聞ける場所がない。
  • 一方で「子どもは想いを言語化できない」ので、聞き方を工夫しないといけない。
  • 宝塚フレミラのタイムシェアにあったような、高齢者と子どもが共存できるような多世代の居場所が理想的なのではないか→一方で行政の縦割りの弊害がある。
  • 福祉施設の活用。行動経済学に基づいた、居場所づくり。
  • スクールソーシャルワーカーと地域との繋がりは?
  • オンライン上で作る繋がりや居場所もある。
  • 千里中央に増えている「パブリックスペース」を活用できたらいい。
  • 東町の「見守り隊」のように、地域住民が孤立しがちな家庭や子どもをつないでいけたら良い。
  • 本当に支援が必要なところに、まだ手が伸びていない現状がある。
  • 大阪市内で活動している。北摂は、しんどさが見えにくい地域なのではないか。
  • そもそも子どもは支援されたいとは、思っていない。

などなど・・・多くの多様な意見が出されました。

最後にパネラーの方々に「私の思う居場所とは・・・」について答えていただいたところ、

  • 自分が居ていいんだと思えるところ。
  • 心が安らぐ場所
  • 自由にできる場所。「決められたことをする」のではない場所。

といった意見をいただきました。

新たな何かを作るのではなくて、今あるものを「かけ算」して、多様な居場所を作ることも大切だというコメントもいただきました。

他の場所でも語られていた「空気感」づくり。おしゃれな街だからこそ、言い出せないSOS、見た目の豊かさに埋もれてしまう辛さやしんどさ。千里だからこその「心の闇」があることも再認識されました。

2時間という限られた時間内で語るには、あまりにも深く広いテーマでしたが、多くの方々から、「今まで見えていなかったことに気づかされた」とか、「まずはつながることから始めてみたい」といった前向きな意見をいただき、新たな一歩が踏み出せたのではないかと実感しています。

貴重な意見を下さったパネラーの皆さん、ご参加下さった皆さん、ありがとうございました。

サロンdeちゃぶだい集会『子どもの居場所を考える~子どもの居場所調査研究報告会』

報告が前後しましたが・・・5/21(火)13:00~14:30『子どもの居場所を考える~』というテーマでちゃぶだい集会を行いました。

この日は、とよなかESDネットワークが、2018年度に豊中市と協働で行った「子どもの居場所づくりに関する地域資源調査・研究業務」の報告会と意見交換会を行いました。

 

はじめに子ども政策課の職員から、子どもの未来応援施策に基づき、子どもの育ちを支えていくための居場所づくりの必要性などを伝えていただいた後、昨年度の調査研究内容について、TENのメンバーから報告しました。

居場所がないと答えた子どもが4%存在することや、居場所があると答えていても相談者がいないことや不安な気持ちを伝えている「気になる子」が30%近くいること、夢がないと答えている子が30%いることなど、子どものアンケートから見えてきた実態をお伝えしました。また、学校内や地域での取り組みや他市の事例、今後こどもの居場所になり得る可能性のある施設などについても報告。地域全体が「子どもの居場所」になることを願って引き続き取り組んでいく旨をお伝えしました。

参加者は、市内に住む「子ども」に関わりのある活動をしている市民が多く、ほかに滋賀県、兵庫県からの参加もあり、他府県の事例紹介や日常の活動で感じていることなど、子どもに関するさまざまな意見が交わされました。

とよなかESDネットワークは、市の担当者とチームを組んで、市内各地で調査結果を報告し意見交換するキャラバン隊を結成し、今年度も仕組みづくりを進めています。

ぜひ、うちの校区で話して欲しい!という地域があれば、ご連絡ください。

生きづらさ、孤独感を抱えている「親の居場所カフェ」

子どもや家族の前では言えないけれど、 日々のさまざまなやらなければならないこととは別に、心の底に静かに溜まっていく なにか…
実はー 自分自身が生きづらさを抱えていた 孤独を感じていた
えも言えぬ虚しさ、苦しさを感じていた
ここは、そんな親同士の居場所カフェです
おたがいに語り合いましょう

日時:7 月 27 日(土)
開催時間 14:00~16:00 時間内出入り自由です。
参加費:200 円/大人 1 回(お茶代等)
※カウンセラーなど専門家はおりません。

場 所:とよなか縁結実 豊中市庄内西町 2 丁目 28-6
阪急宝塚線庄内駅西口からダイエー通りを西へ徒歩約 5 分、焼鳥屋さんの 向かい「まるみ屋」さんの角を右へ入ったつきあたり。

主 催:特定非営利活動法人 とよなか ESD ネットワーク
問合せ:親の居場所カフェ事務局
oyanoibasyo@yahoo.co.jp

サロンdeちゃぶだい集会「これまでのESDから未来のSDGsへ」

ちゃぶだい集会 6/12(水)19:00~20:30

6/12(水)のちゃぶだい集会は『これまでのESDから未来のSDGs』をテーマに、TENの理事である井上さんからお話をしてもらいました。

最初にアジェンダ21の策定から豊中がESDに取り組むようになった経緯と、MDGs(ミレニアム開発目標)の達成について。その中で、SDGsという新たな目標が掲げられた経緯について解説がありました。

その後個人ワークを行い、それを小グループごと→全体で共有しました。

はじめに、関心のある社会課題とその課題解決に向けての現状での対策を挙げて、それにより「取り残されている人」はだれか。そこに関連するSDGsのゴールはどれかといったことを考えました。

参加者は学生からシニア層まで幅広く、多様な意見交換ができました。

SDGsのスローガンは「誰一人取り残さない」ですが解釈が難しく、ワークという形で改めて自分に引き寄せて考え直すことで、「世界の課題」を考えるきっかけになったのではないかと思います。

SDGsについては、引き続きテーマに取り上げ、日常の活動や日々の暮らしに落とし込めるように工夫していきたいと考えています。

 

次回は7月26日(金)19:00~20:30 テーマは『日々の暮らしから考えるSDGs~G20大阪市民サミットの現場から~』です。

6/25~26に開催予定の関西のNPO/NGO有志のサミットの報告&意見交換会をします!サミットについて知ってる人も、知らない人も関心のある方でしたら、どなたでもお越しください。

 

次々回も決めちゃいました。8月7日(水) 19:00~20:30 テーマは『身近な人と自分との平和を考える』です。人を尊重すること、自分を尊重することの                                           大切さを体験から学ぶ会にします!生きづらさを感じている方、対人支援をされている方、子育て中の方などにおススメです!

 

 

 

サロンdeちゃぶだい集会『次世代と考えるこれからのサロン』

ちゃぶだい集会 4/23(火)13:00~14:30

『次世代と考えるこれからのサロン』

※ちゃぶだい集会とは、ボランティアや個人・団体がゆるやかにつながり、日頃の活動を通して起こるギモンや課題解決に向け語り合う集いです。

4/23のちゃぶだい集会は、サロンスタッフの20代、30代のスタッフとサロンに関わりのある方々で、これからのサロンのありようを考える会をしました。

最初にとよなかESDネットワークがどんなサロンを目指したいのか、委託元であるコミュニティ政策課からサロンの意義を説明してもらいました。またスタッフの今までの市民活動の経験と活動のメリットを話し、「無縁社会から多縁社会へつなぐ、縁側のような、プラットホームのような場を目指している」という話がありました。

その後参加者で小グループを作り、「こんな豊中市にしたい」という大きなテーマで話し合ってもらいました。参加者からは「サロンのスタッフがどんなことを考えているのかわかってよかった」、「別々のグループで話していたが、目指す豊中像は似通っていて、全体の一体感があった」などの感想を頂きました。

サロンをよりよいものにし、誰もが住みやすい豊中市に寄与できたら、と考えています。

 

ちゃぶだい集会『ダイバーシティカフェ』レポート

ちゃぶだい集会 4/17(水)19:00~20:30

『ダイバーシティカフェ』

※ちゃぶだい集会とは、ボランティアや個人・団体がゆるやかにつながり、日頃の活動を通して起こるギモンや課題解決に向け語り合う集いです。

 

サロンを委託運営して、一発目のちゃぶだい集会は、大阪大学大学院で多文化共生を学んでいる学生とのコラボ企画です。多様性という意味で使われる、ダイバーシティ。その中でも今回は“外国人”をテーマにしたワークショップを大学院生が考えてくれました。

自己紹介のあと、4人ほどの小グループにわかれ、新聞記事として掲載された「外国人が写っている写真」のみをそれぞれ眺めながら、どのような状況なのか想像して意見交換をしました。その後、新聞記事とセットでもう一度眺めました。記事を読む前と後では、先入観で物事をとらえてしまっていることなどへの気づきが得られました。また、身近に外国人がいても、気づいてないことが多く、まずは多様な視点でさまざまな状況を「知る」ことが大切であるという意見が多く出されました。

ちゃぶだい集会の第1回目にふさわしい、多様性を学ぶ感じる集会となりました。今までサロンを知らなかった層にもサロンに来てもらえるよう、様々な背景を持つ方が来やすいテーマでちゃぶだい集会を進めていけたら、と考えています。(大橋)

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