過去の実績
学び合いフォーラムに参加してきました!
2016年6月18日(土) 富阪キリスト教センターにて
開発教育協会主催の「持続可能な社会・地域づくりのための
学び合いフォーラム」に森、畑の2名で参加してきました。
自己紹介も兼ねたアイスブレーキングの後、グループに
分かれて持参した計画の発表と質問タイム。
我々とペアを組んだのは大牟田市社協さん。
(ちなみに大牟田は「かるた発祥の地」だそうで、
かるた博物館に畑さんが代表をつとめるKleeblattの
「花あわせ」があるそうです)
昼休憩をはさみ、今度は団体ごとに別れてコーディネーターと
共にグループワーク。自分たちの団体が地域に働きかけて
学習活動を進める上で大切にしたい事(自分たちの団体のよさ、
行動の仕方、考え方、態度、守りたい事など)を出していきました。
その後、我々の取り組みが、どんな風に地域の5年後に
つながって変わっていくかを表にしていきました。
コーディネーターのアドバイスを聞きながら少しずつ
ブラッシュアップし、言語化していくことで、自分たちの
取り組みの方向性が見えてきました。
最後に、全グループで表を使って自分たちの活動を報告し終了となりました。
次回からは、いよいよ全国5地域を巡りながらの学び合いです!
大阪府立渋谷高校にて授業をしました!
6月16日、17日の二日間。3年生の政治経済の授業に呼んでいただき、
スタッフ4名で行ってきました。
テーマは、「社会との関わりから見えるもの」18歳選挙権が施行され、
高校生も政治をもっと身近に感じて欲しい!という先生の思いから、
この授業が実現しました。
最初は「まちづくりの話をしてほしい」という要望でしたが、担当
メンバーで検討を重ね、日々の「生活」に密着したプログラムを企画。
今回は「捨てる」という行為の先にある現実に目を向け、リサイクルの
しくみや雇用の問題、環境や経済、人権など、さまざまな視点に「気づき」
自分で、そして仲間でできることを考えてもらいました。
グループで話したり、マイクを持って発表したり・・・
普段の授業とは違う雰囲気にちょっと戸惑い気味の高校生でしたが、
嫌な顔せずに積極的に参加してくれました。
「おかしいな」「問題だな」と思うことは、自分の行動によって変えられる。
今すぐ出来ないことは、その思いを「託す」こともできるんだよ。
それが「選挙」。選挙に行く事も、一つの「行動」だよね。
世界の話から始まり、道路、ゴミ、リサイクル、高齢者や障害者の雇用、
賃金、人権、子育て・・・と本当にさまざまなテーマを投げかけた50分。
でも、その全ては決してバラバラではなくつながっていて、自分の生活とも
関わりを持っていることに気づいてくれていたらいいなぁと思います。
最後に、校長先生が高校生に向けて、素敵なコメントをくださいました。
「社会のしくみはわからないことも多いし、ゴミの処理については見えない
ようになっている。
今回の授業をきっかけに、見えないこと、見えないしくみについても
想像力を働かせて、毎日を過ごして欲しい」
40人×8クラス。全員と話すことはできなかったけど、一生懸命書いてくれた
シートを1枚1枚読みながら、こちらがたくさん学ばせてもらっています。
渋谷高校の先生方、貴重な機会をありがとうございました。
最後に校長先生から、素敵な感想をいただきました。
「先生のためのゆるカフェ 第1回」開催しました。
6月10日に「ゆるカフェ第1回」を開催しました。
参加者は6名とこじんまりした感じでしたが、世代や育った地域も異なったため「学校」や「教育」に関する考え方感じ方が多様で、お互いに学びの多い時間になりました。
先生方ご自身が学生時代に感じていたこと・・・教師、友達、家族との関係。そして、今の教師生活で気づくこと。それらは決して別々のことではなく、大きなつながりの中で影響し合っているように感じました。
しょうないガダバの1階土間にて、涼しい夜風にあたりながら、ゆるゆるトーク。
次回は、7月22日(金)開催です。今回参加出来なかった方も、是非お越し下さい。
豊中市環境学習サイト ESDリソースセンターWEBをご存じですか?
豊中市では、2008年から開催されている「ESDセミナー」の様子や、市内各地で取り組んでいるESD活動を「ESDリソースセンターWEB」というホームページで発信しています。
市民活動だけでなく、学校や事業者の取り組みなど、身近な行動からESDを考えるヒントが盛りだくさんです。
今年度より当団体が、豊中市環境部と共にWEBサイトの管理運営を行っています。これから、情報の見直しと新規取材を行っていきますので、ご期待下さい!
「先生のためのゆるカフェ」⇒第1回を終了しました!
2016年6月10日(金)18:00〜21:00
参加費500円(ワンドリンク・パン付き)出入り自由・申込不要
教育関係者の方々や子どもの育ちに関わる方々との語りの
何時から参加してもOK.
近所のおいしいパン屋さんのパンもあります。
お茶を飲みながら、ホッとしたい先生方、
是非お待ちしています。
問合せ
特定非営利活動法人とよなかESDネットワーク
toyonaka-esd@ten.or.jp
2016年度総会&世界一大きな授業を開催しました!
5月18日(水)しょうないガダバにて2016年度総会と「世界一大きな授業」を開催しました。
法人としてスタートしたばかりですが、任意団体としてはちょうど1年。昨年度は、さまざまな分野のみなさんと学び合う機会をつくることができました。今年は、新たな挑戦も含め、より多くの学びの場を提供しながら、我々自身も成長していきたいと確認しあいました。
ということで、まず最初の学びは「世界一大きな授業」
小学生と同じクイズに挑戦した後、それぞれが役になりきって模擬会議を行いました。会議後は、全員でディスカッション。援助「する側」と「される側」の気持ち。世界における教育支援のあり方などについて、率直且つ多様な意見が飛び交いました。いつもは、子ども達に授業を提供する側のメンバーですが、自分も子どもの気持ちになって参加した授業。とても新鮮な気持ちで受け止めることができました。
セミナー『持続可能な開発目標(SDGs)を地域で考える』
去る3月2日、京のアジェンダ21フォーラム主催で開催された「セミナー『持続可能な開発目標(SDGs)を地域で考える』の情報提供者として、豊中の事例を紹介してきました。
最初に、星野智子さん(一般社団法人環境パートナーシップ会議副代表理事)よりSDGsの概要と国内外の動きについて報告頂いた後、中西宣夫さん(サラヤ 株式会社研究調査員)よりボルネオでの取り組みを紹介。加藤良太さん(NPO法人関西ngo協議会提言専門委員)からは、国際協力NGOとしてMDGsか らの経過も交えてお話しいただきました。最後に上村より、豊中でのESD10年の取り組みを紹介し、SDGsを地域で実践していくためにはESDの学び合 いが必要不可欠であることをお伝えしました。
後半の質疑応答と全体ディスカッションでは、会場からの意見や質問も次々と飛び交い、SDGsに対する関心の高さが伺えました。
ミレニアム開発目標(MDGs)は、途上国を対象とした貧困対策目標を土台としていますが、SDGsはその積み残しに加え、先進国もその対象に含まれています。関西NGO協議会の加藤さんからは、「日本は本当に先進国なのか」といった話も出されました。
地域で活動する我々にとって、この目標に掲げられている課題は決して遠い国だけの問題ではないと実感します。
地域課題を解決する上での視点にSDGsを据えながら、ESDを実践していきたいと改めて感じました。
当日の配付資料は、こちらからダウンロードできます。
http://ma21f.sblo.jp/article/173182764.html
SDGsについてはこちら
http://www.jp.undp.org/…/…/post-2015-development-agenda.html
帰国子女教育を考える会にお招きいただきました
2月26日
帰国子女教育を考える会にお招きいただき、「ESDと帰国生」というテーマで講演とワークショップをさせていただきました。
会のメンバーは、現役の教員や教育関係者だけでなく、企業の海外人事関係者や帰国生保護者などさまざま。
はじめにESDについての世界や日本の流れ、そして豊中での取り組みについて紹介した後、グループに分かれてワークショップを行いました。
ESDという言葉は、初めて聞いたという方も多く、現場での実践に結びつけるのが難しいという意見もありましたが、その一方で、参加者それぞれの課題を共有し、共に次のステップを考える機会を持てたことは有意義であったと思います。
そして我々にとっても、日常とは異なる切り口で、ESDを問い直す貴重な機会を持つことができました。
帰国子女教育を考える会 http://www.osk-ymca-intl.ed.jp/ihs/returnee/
豊中市立新田南小学校にて出前授業を行いました。
2016年2月8日
豊中市立新田南小学校にて4年生全員にESDの出前授業を行いました。
4年生の社会科、水とゴミのことを勉強した後の発展編ということで、ESDの視点を絡めた授業を4名のスタッフで行ってきました。
この日は、一番の冷え込み・・・体育館でのリハーサルそして本番の授業は、身体の芯から冷えこみます。
それでも子ども達は元気いっぱい!
アイスブレイクは、世界が100人の村だったら・・のワークから。大きな声を出して、体育館いっぱいに動きます。100人でやる100人村は、なかなかの迫力です。
その後、「世界の水」について。クイズを交えながら、地球上の水へ・・そして、すべての人が安全な水を得ているわけではないことを体験を通じて、学びます。
4時間目は、「ゴミ」について。まず、分別ゲームを楽しんだ後、分別されたゴミは、世界でどうなっているのか・・??写真を使って考えます。
最後は、「わたしたちにできること」をグループ毎に提案。
世界の出来事を自分事に置きかえて、明日からできる行動をたくさん考えてくれました。
身体は寒いけど、心はぽかぽかになった出前授業でした。
子ども達からの提案は、今後もしっかりフォローしていくお約束をして、学校をあとにしました。
ESDの体験型授業が、もっともっと地域に広がってくれたらいいなと思います。
パネルディスカッション「結婚する」ということ。
2016年2月6日
若い世代に向けて、結婚についての話を聞いてもらい、生き方の多様性を感じてもらうためのパネルディスカッション
「結婚する」ということ。
を開催しました。
コーディネーターは、京都精華大学非常勤講師の森由香さん。
パネラーには、さまざまな結婚のスタイルをとられた方々に登場いただき、一問一答式で、それぞれの結婚観を語っていただきました。
途中、参加者に本物の婚姻届も配られ、初めて見る用紙に驚きの声も⁈
参加者からは、普段身近にいる人からは聞けないような話もあり、結婚に対するイメージが変わったという意見もありました。
結婚のモデルが、親や身近な友達のみ、という中で成長している若者たち。さまざまな大人の話を聞くことで、結婚に対する価値観が変わってくれたらいいなぁと感じました。