6月16日、17日の二日間。3年生の政治経済の授業に呼んでいただき、
スタッフ4名で行ってきました。
テーマは、「社会との関わりから見えるもの」18歳選挙権が施行され、
高校生も政治をもっと身近に感じて欲しい!という先生の思いから、
この授業が実現しました。

最初は「まちづくりの話をしてほしい」という要望でしたが、担当
メンバーで検討を重ね、日々の「生活」に密着したプログラムを企画。

今回は「捨てる」という行為の先にある現実に目を向け、リサイクルの
しくみや雇用の問題、環境や経済、人権など、さまざまな視点に「気づき」
自分で、そして仲間でできることを考えてもらいました。

グループで話したり、マイクを持って発表したり・・・
普段の授業とは違う雰囲気にちょっと戸惑い気味の高校生でしたが、
嫌な顔せずに積極的に参加してくれました。

「おかしいな」「問題だな」と思うことは、自分の行動によって変えられる。

今すぐ出来ないことは、その思いを「託す」こともできるんだよ。
それが「選挙」。選挙に行く事も、一つの「行動」だよね。

世界の話から始まり、道路、ゴミ、リサイクル、高齢者や障害者の雇用、
賃金、人権、子育て・・・と本当にさまざまなテーマを投げかけた50分。
でも、その全ては決してバラバラではなくつながっていて、自分の生活とも
関わりを持っていることに気づいてくれていたらいいなぁと思います。

最後に、校長先生が高校生に向けて、素敵なコメントをくださいました。
「社会のしくみはわからないことも多いし、ゴミの処理については見えない
ようになっている。
今回の授業をきっかけに、見えないこと、見えないしくみについても
想像力を働かせて、毎日を過ごして欲しい」

40人×8クラス。全員と話すことはできなかったけど、一生懸命書いてくれた
シートを1枚1枚読みながら、こちらがたくさん学ばせてもらっています。
渋谷高校の先生方、貴重な機会をありがとうございました。

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最後に校長先生から、素敵な感想をいただきました。

 

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