8月のちゃぶだい集会は、吹田で活動しているNPO法人「ここ」の三科さんはじめスタッフさんにお越しいただき、フリースクールについて話題提供いただきました。

この日集まった参加者は、大人8名とお子さん2名。TENのスタッフ3名に、ここのメンバー3名と総勢16名。
会場となった「しょうないガダバ」の2階が熱気で溢れました。

まずはじめに、参加者から簡単な自己紹介をしてもらった後に、三科さんからパワーポイント使って活動の説明。
「ここ」のあゆみや、最近の活動風景などを紹介していただきました。

後半は、感想を交えながらの意見交換でした。

学校外の居場所の必要性であったり、学校以外の場がもっと多様であるべきという意見や
学校になじめない人が出てきた場合、学校以外の選択肢がもっとあった方がいい。
学校に行かなかった子が、社会と接点を持つには?
学校以外の選択をする子に対しての「社会のまなざし」を変えていく必要があるのでは。
フリースクールが継続するためには、資金も必要。
月謝での収入を安定的に確保する⇔もっと寄付を呼びかける。
フリースクールのイメージを変えていく必要もあるのではないか。
「学校」というものが、既存のイメージにしばられないことが大切。
学校教育を受けないと「普通」じゃないという固定観念。
では、「普通」ってどういうこと?
→この後しばし「普通」とはどんなことなのか、熱い議論が交わされました。

「ここ」さんからは、フリースクールに来ている生徒たちに必要なのは「生きる力」だと。
衣食住からはじまる「生活力」が身についていない子が多く、まずはそこを整えて
あげるだけで勉強に対する意欲が高まることもある、ということも教えてもらいました。

子どもが変わっても、親が変わらないと根本解決にはならないケースもある。
実は、しんどいのは子よりも親だったりすることも・・・
親子が離れた方が上手く行くケースもある。
親自身が、話しを聞いてもらっていないのではないか。
であれば、親のサポートは、どうしていくべきなのか・・・などなど、
参加者からもさまざまな意見が寄せられました。

まだまだ話しは尽きないままに時間切れ。おひらきとなりました。
この日も、さまざまな形で子どもに関わる参加者が来てくださり、それぞれに新たなつながりが
できたようです。

話題提供してくださった「ここ」のみなさん、参加してくださったみなさん
ありがとうございました。

次回のちゃぶだい集会は・・・スペシャルバージョン。
いつもと会場・日程が変更です。

2017年9月23日(祝)午後4時〜6時
会場 おかまちコミュニティカフェkitto
ゲスト (一社)officeドーナツトーク 田中俊英さん
定員 30名
参加費無料 終了後に懇親会を予定しています。懇親会参加者は1000円
申込 当日参加も可能ですが、座席の準備がありますので事前にご連絡頂けるとありがたいです。
申込方法 → お問い合わせページにてちゃぶだい集会参加希望とお知らせ下さい。

 

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