10月のちゃぶだい集会を開催しました。
今回のテーマは「こどもNPO白書2018」について。
日本こどもNPOセンターが発行している白書を読み解き、日頃思っていることを話し合いました。

「こどもNPO白書2018」は理論編、実践編に大きく分かれていて、文章量が多いため今回は理論編の主なテーマ「SNS」そして“刊行に寄せて”で書かれている気になるワード、「18歳から成人」を中心に話しました。

2022年から、18歳を成人に引き下げる方向のようですが、それについては自分や自分の子どもを見ていて「早いのでは」、「私は30歳で成人という感覚だった」、「選挙権を持つことが18歳からでもいいけれど、クレジットカードなどの責任も18歳からは危険な感じがする」という意見が出ました。みなさんはどう思われますか?

SNSについては、「子どもが…という前に親がネットを理解していない」、「子どもはネットリテラシーを勉強しているが大人の方がついていけてない」、「TVが出てきた時代も、TVの害の話があったが、子どもは適応していった。SNSも適応していくのでは」、「大人が子どもを信頼していない(でもほっておくと課金がすごいことに)」等の意見が出ました。

「子どもを信頼していない」という意見から「なぜ子どもを信頼できないのか」という話で盛り上がりました。「私が親から信頼されてこなかったから、子どもも親も自己肯定感がセットで育まないといけないよね」とか、「大人の許容範囲が狭く、失敗を恐れているのでは」など大人自身が経験不足で、いろいろな価値観を許容できていないのではという話になりました。

日本は変わる気候、災害の多い土地であること、島国、農耕民族だった等々の理由で、心配性で、同調圧力が強く、人からの評価が恐いのでは、という分析もありました。

おひとり様という言葉が流行っていますが、やはりほとんどの人は一人では生きていけないので、「お互い様の関係がいいよね」という話になったところでお開きになりました。

学校の在り方、私たち子どもと関わる大人の在り方など、個人の在り方など、結論は出ないけれど様々な話ができました。日頃思っていてもなかなか普段の仲間では話せない話題かもしれません。(Ohashi)

次回のちゃぶだい集会は・・・まだ未定です。

決まり次第、こちらでご案内させて頂きます。

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