さる5月31日。
豊中市文化芸術センターにおいて、豊中における「協働の文化づくり」キックオフミーティングを開催しました。

これは、豊中市の協働事業市民提案制度を活用し、市と協働で「協働のしくみ」について見直そう、協働を「文化」にしよう!
という取り組みの一環です。
昨年一年間かけて提案→プレゼンテーション→成案化に向けた準備会を重ね、この4月に晴れて成案化。

いよいよ始まるよ!という意識づけと、職員研修も兼ねて、市民のみなさんにも加わっていただきながら、キックオフミーティングをコミュニティ政策課との協働で開催しました。

冒頭に市長からの挨拶を頂戴し、その後コミュニティ政策課から制度の説明を。
最初の講演では、長く豊中市の市民公益活動審議会に関わってくださっている直田春夫さんより、
今までの協働について振り返ると同時に、豊中市の協働の仕組みや他市の事例、最後に「今後の協働」について語っていただきました。

その後、「ハタ坊・うりぼうの協Doクイズ」を実施。
・平成28年度の豊中市役所内での協働事例は何件?(答えは356件)
・協働事業市民制度の提案数は、できた当初から増えてる?減ってる?(答え:あまり変化がない)
といった難しい内容から、意識調査まで。
最後は、
「協働」事業で一番大切にしたいことは?

これは、多くの参加者が「対等な関係性を保つこと」という回答でした。(ちゃんと実践してね)

クイズの後は、全員参加のワークショップ。
1つ目のお題は「文化」について。
協働の文化について考える意味合いも兼ねて、「文化」で思いつくことを紹介してもらいました。

2つ目のお題は、外国人が喜ぶような「豊中みやげ」をみんなで考えよう!
最近、外国人観光客の宿泊も増えている豊中市。であれば、協働のシミュレーションも兼ねて、お互いの
得意技も紹介しながら、協働で「おみやげ」を考えるプロセスを体験してみよう!という企画を実行してみました。

そもそも豊中の名物ってなに? 空港があるよね。いい写真スポット知ってます。
絵を描くのも得意!じゃ、絵葉書にしてみようか。給食の体験もいいんじゃない?
中学生のブラスバンドは、日本でもトップクラスですよ・・・

などなど・・・多岐にわたる豊中ネタやアイデアが飛び交いました。

最後は時間切れ・・・で、なかなかフカボリすることができませんでしたが、
・みんなで得意技を寄せ合い、一つの目的に向かって事業を進めること(協働)
・行政だけでなく、市民や事業者など多様な主体と協働することで、より効果的な成果が得られるということ
・そして何より、誰かと何かを進めることはおもしろい!と思えること
それが、協働の文化につながるのではないでしょうか・・・ということを共有し、
キックオフを終了いたしました。

豊中市の協働推進員の皆さん、市民団体の皆さん、お子さんを保育に預けて参加してくれたママさんたち、他市からのNPO、事業者の皆さん・・・大勢のご参加ありがとございました。
また、準備から企画、当日の運営まで、対等な関係性を大切にしながら、協働で取り組んでくださった
コミュニティ政策課の皆さん、本当にありがとうございました。

さぁ、これから「協働の文化づくり」スタートします!!

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