1月19日(金)
開発教育協会が主催する「学び合いフォーラム」の一環で、東京と八王子からお越しいただき
豊中のとりくみを見学していただきました。

メインの取り組みの前に、会場となる市役所周辺の「まちあるき」を開催。
阪急岡町駅を出発して、伝統工芸館へ。古墳の資料等、岡町の歴史資料が満載でびっくり!

石塚古墳を見学して、岡町図書館へ。山田洋次さんのコーナーを見学。
土手嘉さんで、昼ご飯を食べた後に、原田神社や岡町の商店街などをブラブラし、
コミュニティカフェkittoを見学した後、この日の
メイン会場となる豊中市役所へ到着しました。

豊中市役所では、とよなかESDネットワーク(以下TEN)が、豊中市コミュニティ政策課との
協働事業として取り組もうとしている「協働の文化づくり」検討会を見学。
これまでの動きをお伝えしてから、実際に検討会をしている様子を
外野からひととおり見ていただいた後に、意見交換を行いました。

関東からの参加者からは、市民提案制度が上手く活用されていない
のは、なぜか?いつからなのか?といった質問や、行政職員として
「協働」をどう捉えているのか?といった質問が投げられました。

上手く活用されていない理由については、いくつか原因は推測されるものの
実際の理由をこの事業で検証していくことや、職員間でも協働に関する
認識の差があることなどが伝えられました。

また、「なぜ協働なのか」という質問に対して、TENのメンバーの一人から
「むしろなぜ協働しないのか?その理由がわからない。」といった意見も
出されました。

行政職員が、協働に対して「やりがい」を持てるしくみも必要。
協働する主体それぞれが、互いによく知り合うことで、視点が変化し
どちらも成長できることが大切。

地域課題=行政課題+X である。
行政がなかなか取り組めない、もしくは認知されにくい
Xについて「見える化」し、共に協働できるしくみが、今回
見直そうとしている市民提案制度ではないか。
などなど・・・熱い議論が交わされました。

後半は、協働を実感してもらえるゲームの体験会。
アイスブレイクでは、「かたろーぐ」というゲームで「転職したい職業」に
ついてお互いに当てっこ。
その後、それぞれの得意技を使って、課題を解決するゲームを
体験してもらいました。

同じような立場の方々多かったので、リソースの提供は難しかった
ものの、それぞれの団体の課題を共有し、アイデアを出し合う
時間として、大いに盛り上がりました。

最後は、市役所内の見学ツアー。兄弟都市である沖縄の展示や
シーサーを確認。市民でも、意外に気づいていないメンバーが多く
発見の多いツアーとなりました。

夕方からは有志で懇親会。イタリア料理を味わい、解散となりました。
遠方から参加してくださったみなさん、お疲れ様でした!

Pocket
LINEで送る