6月30日 第三回のちゃぶだい集会を開催しました。
この日の話題提供者は、NPO法人ウィークタイの代表 泉翔さん。
泉さんからは、日常の活動の中で最近感じる「違和感」について紹介されました。
それは、地域が自分達の活動を受け入れてくれる「優しさ」が実感できる一方で、
「ひきこもり」の人は「助けがないといけない」とか、「配慮がないといけない人たち」とか
「かわいそう」「何も出来ない」などなど・・・そんな気持ちもあるのではないかと
感じることが多くなった、ということでした。
良き支援者=良き理解者なのか?ということも。
実際に、こういったことを感じざるを得なかった事例についても紹介され、参加者同士で
さまざまな意見が交わされました。
支援の能力を量る指標がない中で、専門的な知識だけで支援が可能なのか。
自分達がほしいのは、スキルではなく「マインド」
立場を理解してくれる仲間が必要。
失敗してもトライするチャンスが欲しい。
人生の節目(受験、就職など)で失敗したことに対して、周囲の目が特に厳しい。
何を自分の武器(得意技)に生きていけば良いのか、を学ぶ前に
ひきこもってしまった。
「働かないといけない」と思いすぎないことも大切。
アートは自由。自分の価値を表現しやすい。
子どものうちから、アートに触れる機会を。
自分は変わることが出来る、でもそのきっかけを持てない人に対して
周囲の視線が冷たすぎる。
社会不適合者というレッテル。
他にも参加者それぞれの経験から、さまざまな意見が出され、大いに盛り上がりました。
次回は、おでかけちゃぶだい集会です。
2017年7月31日(月)19:00〜21:00
会場:団欒長屋プロジェクト(大阪府豊中市螢池西町1丁目3−32)
子どもに関わる活動をしているみなさん、関心のある方々は是非ご参加ください。