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SDGs学びあいワークショップ 関西
子どもの権利から考える「子どもの未来と食の安全」
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今、日本は食に関してさまざまな問題を抱えています。その状況は、自らが食を選択することが難しい子どもたちに大きな影響を与えています。そんな中、少しでもこの状況を改善し、明るい未来を夢見てオーガニック給食や子ども食堂、子どもの居場所といった活動が全国に広がってきています。今一度、食の問題が出てきた背景や根本原因を共に考え、地域から子どもたちの未来と食の安全を広げていきましょう。
日時:2025年2月9日(日)13時~16時(13時40分より受付開始)
会場:大阪大谷大学ハルカスキャンパス(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス23F)近鉄南大阪線「大阪阿部野橋」、JR「天王寺」駅 中央改札口、大阪メトロ「天王寺」駅 、阪堺電軌上町線「天王寺駅前」駅 よりすぐ
会場へのエレベーターは乗り換えが必要。詳しくはこちらをご覧ください
参加費無料 無料託児あり
申込はこちらから↓ 締切2月5日(水)
子ども・若者の参加、親子での参加も大歓迎
※当日も席が空いていれば、参加可能です。お問い合わせください。
【無料託児について】小学生以下のお子様を、イベント中お預かりします。託児はイベントと同じ会場になります。ご利用ご希望の方は2月2日(日)までに、お申込ください。保育スタッフの人数の関係上、無料託児を早く締切る場合がありますので、お早めにお申込ください。
主催:一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク、NPO法人とよなかESDネットワーク、政策コミュニケーション研究所
後援:関西SDGsプラットフォーム(予定)、社会福祉法人大阪ボランティア協会
◆講演◆
「親子の現場から見える、食への想い」坂口裕子さん(NPO法人 a little)
「子どもの権利と食のつながり」岡島克樹さん(大阪大谷大学)
「食の危機とその背景」 平賀緑さん(京都橘大学)
◆わいわいガヤガヤ円卓会議◆
◆スピーカによるクロストーク◆
お問合先:政策コミュニケーション研究所 E-mail:pcommunicationlab@gmail.com
<登壇者プロフィール>
活動報告者:坂口 裕子さん(さかぐち ゆうこ) NPO法人 a little 代表
兵庫県西宮市で、食事を共にする時間が良質なコミュニティを作ると考え、cafeという立て付けで居場所づくりを実践している。cafeではできるだけ農薬や添加物を使用しない食材や調味料を使用し、八大アレルゲンフリーのメニューを提供している。産前産後家庭、ひとり親家庭内にある、家事育児の担い手不足に着目し、子育て中の女性が中心になり、働き方を柔軟にすることでピアサポートの仕組みを作っている。地域の課題を多角的に捉え、そこで暮らす大人たちの活躍の場を増やし、まちを元気にする大人を増殖中。
講師:岡島 克樹(おかじま かつき)さん 大阪大谷大学 人間社会学部 教授
1967年京都市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業,オランダ国立ユトレヒト大学(政府奨学生)留学,オランダ国立社会研究大学院大学(ISS)修了後,JICAで米国政府やIMFとの連携事業形成,行財政改革の調査研究に取り組む。現在は,大阪大谷大学で教鞭をとりながら,多数の自治体で市民公益活動や男女共同参画関連の委員会委員、関西NGO協議会や国際子ども権利センター(C-Rights)等のNPOで理事,NGO・外務省ODA政策協議会コーディネーター等をつとめる。さらに,2024年6月,富田林市において子どもの権利に関する条例制定を検討する委員会の委員長に就任。近著『SDGsと人権 Q&A 地域・学校・企業から考える』(解放出版社)など。
講師:平賀 緑(ひらが みどり)さん 京都橘大学 経済学部 准教授
広島出身。1994年に国際基督教大学卒業後、香港中文大学へ留学。新聞社、金融機関、有機農業関連企業などに勤めながら、食・農・環境問題に取り組む市民活動を企画運営した。食と資本主義の歴史、植物油を中心とした食の政治経済を研究している。ロンドン市立大学修士(食料栄養政策)、京都大学博士(経済学)。著書に『食べものから学ぶ現代社会―私たちを動かす資本主義のカラクリ』(岩波ジュニア新書、2024年)、『食べものから学ぶ世界史―人も自然も壊さない経済とは?』(岩波ジュニア新書、2021年)、『植物油の政治経済学―大豆と油から考える資本主義的食料システム』(昭和堂、2019年)。
コーディネーター:正阿彌 崇子(しょうあみ たかこ)さん NPO法人とよなかESDネットワーク 理事
環境分野や持続可能な社会を創造する教育(ESD)の分野で、地域や学校とのコーディネートを行っている。ここ10年ほどは、教えている高校生の食環境に衝撃を受け、食と体や心、将来とのつながりやフェアトレード、農業などをテーマにした教育プログラムの開発や提供にも力を入れている。また、坂口裕子さんたちと一緒に兵庫県西宮市で農と人をつなぐ「ノーラマルシェ」の運営にも携わり、地域で食の状況をかえていく仕組みづくりにも取り組んでいる。社会福祉法人大阪ボランティア協会が発行している雑誌『ウォロ』2024年4月・5月号にて、「オーガニック給食の広がりと可能性」を執筆。